上野丘高校を目指す人へのメッセージ4「今年の東大合格者の公立高校の活躍」

今年は、東大合格者数ベスト10に公立高校である都立日比谷高校が入いりました。63名でした。

都立日比谷以外にも横浜翠巒水戸第一、藤島等々の公立高校が活躍しました。全体でみれば、圧倒的に私立中高一貫校が相変わらず強いのですが、ほんの少し公立学校が活躍できたのが、今年の特徴です。

理由は、2つあるように思います。一点目は、数学が例年に比較して易しかったことです。コロナ禍の為に、入試の難度を易しくするように文科省から指示が出ていたそうです。京都大学の入試問題もとても易しかったようです。中高一貫校は難しい数学の問題が出るともっともアドバンテージが発揮されます。


二点目は、コロナ禍のために、学校が休校になったり、部活動が制限されて、受験生の学習時間が例年よりもたっぷりとれたことが挙げられます。おそらく、これが最大の理由と思われます。

上野丘高校でも、部活動もやりきる生徒こそが難関大学に現役で合格できると言明する先生もいらっしゃると思います。確かに、5~6人の生徒は、メチャクチャにIQが高いために、部活動と東大現役合格を見事に難なくやり遂げる生徒もいるでしょう。そのような生徒がお手本となっている傾向があるように思われます。


普通の生徒は、部活と勉強の両立は、東大のような難関校を目指すには、不可能です。普通の生徒が東大を目指すには、部分活動は、2年の秋には、引退しないといけません。開成や灘等の私立の中高一貫校は、だいたいそれが踏襲されています。


公立高校の生徒で、部活動のために、東大合格を逃すのは、あまりにも惜しいことです。

部活動は、趣味だし大学合格した後や、社会人になってもやり続ければいいのです。

高校3年で普通の生徒が東大合格したいのならば、受験勉強に専念しないといけません。合格まで、5000時間くらいは、必要ではないでしょうか?昔も今もその時間数は変わっていないでしょう。

東大合格の利益は、計り知れないと思います。それは、社会人として何十年も働いた人でないと真の利益は、わからないかもしれません。

ひとりでも多くの生徒が、高校2年の秋には、部活動をやめて、難関大学目指して、受験勉強に集中してほしいです。凡人に「文部両道」はあり得ません。

完全個人指導塾 OEC 下垣 明
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