上野丘高校は3つのどのタイプの進学校でしょうか?

進学校と言っても色々です。上野丘高校は間違いなく進学校だと思いますが、どのようなタイプ進学校でしょうか?私は、全国の様々な進学校をみてきましたが、だいたい三つのタイプに集約されると思います。この三つのタイプのうちどれにあたるでしょうか?

タイプ1

 1 受験は団体戦  

共通テストも当日、全校集合して華やかな壮行会を行います。受験会場は近くにあるのに全員バスで、受験会場に向かいます。個々の生徒の受験科目を無視して、全科目の共通テスト、模試を強制的に受けさせられます。

 

2 文部両道

  「部活を頑張らないやつは受験もおちるぞ」ときには、脅されることもあり、ほぼ、90%以上の生徒が部活動をします。勿論、好きで部活をしている生徒もいれば、半ば流されてさせられている生徒もいます。学力が灰色のゾーンの生徒は部活動のために、勉強時間がとれずに、大分大学を受験できずに、Fラン私立や他県の公立大学に進学する生徒も多々います。

 

3  画一的な膨大な課題と宿題

 とにかく、各教科の先生が宿題や課題を大量にだします。しかし、個々の生徒の理解力や学力は様々であり、全くマッチしないケースも多く、効果のない負担たけになる可能性が多々あります。つまり答をわからずに写経する作業です。


4  進路指導がなくて偏差値による進学指導

 生徒の将来や個々の生徒事情を考えることなく、進研模試の偏差値等の結果から受験校を探し出して勧めます。学校側にとって大切なのは、国立大学の現役合格者数です。

 

タイプ2

 1 個の尊重と自由

 生徒はお互いの個を尊重し合うような校風があります。受験もあまり他人と比較することなく自分に一番適した道を探すような雰囲気があります。そして「自由」が重視されます。

 

2  授業進度がはやい(特に英語と数学)

数学と英語の進度は高校一年から猛烈にはやいです。高校3年にはいる頃には、ほぼ高校3年間の単元を一通り終了します。

 授業内容は、難関大学を見据えたもので、レベルは高くなります。

あまり、親切な授業はありません。しかし、難関大学の入試を見据えたカリキュラムは長年、よく煉られたものになっています。

 

3  部活は盛んですが、強制なし。

部活動はあくまで、趣味でやっています。確かに活気もあり、盛んですが、受験勉強のシーズンになると受験に集中します。3年になっていつまでも部活をしている人は少ないです。

 

4  進路指導は、頼めば丁寧にやってくれます。

偏差値だけで、志望大学を高校側が進めることは、まずありません。

全て生徒の自主性に任されています。しかし、自己責任を伴います。

どうしても第一希望を受験したい人は浪人も覚悟します。

 

5 宿題はほとんどなし

  自主的な勉強が当たり前であり、一方的な宿題や課題はほとんど学校から出されることはありません。

 

 

タイプ3

  タイプ2に似ていますが、極限まで、生徒の自主性が尊重されます。当然自己責任

が前提です。英語も数学も当然のことながら高校2年までに全範囲を終了します。

教養を深める為に、大学の教養課程レベルも授業に出てきます。生徒の知的好奇心を高

めることに学校の先生は、力を注ぎます。先生自身も本当に感動したことや生徒と共有

したり共感したりしたいことを授業テーマにすることも多いです。生徒自身の発表授業

や生徒間のディべートも盛んです。先生は、後ろに控え、少しアドバイスするだけで

す。

 

受験験スキルは、鉄録会、広岡、駿台等にいって磨く生徒もいます。本当の上位層は、そのような塾にもいきません。一人で独学します。

 

 

あくまでも、個人の持ち味、才能が尊重されて、のびのびと朝の陽ざしをあびて限界まで伸ばす「場」が学校にあります。だからこそ、天下の秀才が集まるのです。自由闊達な創造の場が、学校にはあるのです。

 

生徒同士は思いっきり、背伸びをして、切削琢磨して、大きく成長していきます。志望

大学は、東大、国立医学部であることは、あたり前です。

 

 

完全個人指導塾  OEC   下垣 明

連絡先      08067134143