11月に学習塾のチラシが沢山入る理由

最近、沢山の塾のチラシが入るようになりました。どうやら、冬季講習の募集のようです。学期末の2月や3月を前倒しして、生徒の争奪戦でしょうか?

冬季講習であれば、月謝も比較的安く設定できますから。少子化でコロナ禍で、生徒の争奪戦が塾間で本当に激しさをましてきたのかな?と思いました。


それにしてもどの塾もパンフレットは、楽しそうな写真が沢山あってカラフルで、みんな似ています。目的は、ただひとつ、成績を上げて、志望校にパスすることです。そして、その為に各塾は、合格実積と期末テストの点数をアピールしています。


保護者の塾選びの観点からすれば、やはり、ネームバリューと実積と場合によっては、月謝の額、家の近くにあるかなどの立地条件もあるかもしれません。

期末テストの点数をみるととある塾で500点中498点とかほとんどが490点が並んでいます。事実とすれば、凄いですね。しかし、そんなに学校の期末テストが取れるのに、実際の県立入試では、平均点は半分くらいだし、そのあたりの整合性は、あまりとれないので、不思議です。合格実積もひとつの塾ではなくて複数の塾に通う人も多いし、合格の原動力が塾の授業にあったか否かの判断は、困難です。同じ塾の授業を受けても受かる生徒もいれば、落ちる生徒もいます。

とにかく、保護者にとっては、自分の子どもが合格することが全てで、他の生徒の合格は、関係ないはずですが、実積と塾のネームバリューであたかも自分の子どもの合格が保証されたようなバーチャルな安心感を保護者の方は、求めているのかもしれません。気持ちは、痛いようにわかります。私自身も保護者として2人の子どもの受験に深く関与しました。東京であらゆる塾の研究はしましたから。


私がひとりでひっそりとやっている塾は、全く他塾と目的が異なります。営業利潤を求める気持ちは、全くありません。ボランティアでやると私も生徒も甘えがでるので、週一回、月4回で1万円、戴いています。高校生も中学生も同じ値段です。でも高校生は、3時間、完全個人指導をしています。高校から大量に出される課題を材料に指導することも多いです。


一方では、子どもの将来を見据えながら、しかし目の前のやるべきことを地道に粘り強くコツコツと生徒と2人3脚で学んでいます。

最終的には、私自身の東京でのバンカーとして得た学ぶノウハウを子どもたちに繋げたいのです。子どもたちには、充実した豊かな人生を送ってほしいのです。

ですから、子どもの学びへのモチベーションをあげるためのキャリア教育をすることもあります。学校長や県の教育委員会に在籍していたときの経験から、学校生活や学校での勉強にアドバイスすることもあります。

私自身の生きた証として、今までの人生で得た生きる術を未来に生きる子どもたちに繋ぎたいのです。

虫の目として、日々の子どもの学力向上を、鳥の目として、子どもが長い人生を生き抜くための進路指導もしていきます。

いつまで、できるかわかりませんが、未来に志をもつ子どもと出会いたいです。全身全霊で、まるごとサポートしたいです。

完全個人指導塾 OEC 下垣 明
連絡先     08067134143