「個別指導」は、学力の高い子どもにのみ効果がある。

様々な保護者のみなさんと面談して気がつきました。

今人気のある「個別指導」ですが、保護者の多くのみなさんは、「集団授業にうちの子どもはついていけないので、やむを得ず個別指導」という方が多くいらっしゃいます。  

しかし、それは大きな間違いです。

1 個別指導は、3人か4人にひとりの先生です。
  1時間あたり15分〜20分のみ先生の指導が
  受けられます。その他の40分〜45分が  
  生徒自身の自習になります。
    

2 生徒が先生の指示を受けて、真面目に自習す
  ることは、学力に課題のある生徒さんに   
  とってはかなり難しいことです。
  現実的には、自習の40分は、寝たり、ぼやっ  
  として過ごすことが多くなる傾向があり
  ます。悪気なくても、指示されただけでは
  どうしてよいか途方にくれるのも現実かも
  しれません。


3 学力に課題のあるお子さんは、個人指導が
  いちばん優れています。しかし、コスト面を
  考えると、少人数集団授業で、同じような     
  学力の仲間とともに、ベテラン教師による
  分かりやすい授業がいちばん効率的でしょ   
  う。

学力の高い生徒は分からないことを言語化できて、先生に的確に質問できます。質問に先生が生徒が納得できる回答を提示すれば、あとは、自主的に学習を進めることができます。ですから、自習時間も有効に使うことができるのです。そして、画一的な集団授業よりも生徒の能力に応じた教材を使用して、成果をだすことができるのです。但し、塾講師も生徒の質問に的確に答えられるだけの実力があることが前提です。

保護者は、実際に塾での授業を見れないので、実際に本当のことが、ブラックボックスになっているのです。

  完全個人指導塾 OEC 下垣  明
  連絡先  08067134143