保護者のみなさんが、塾や学校を評価するときに大学合格者数の実績を最も信頼すべき重要な指標にしているのではないだろうか?
結論から言えば、「合格者実績」ほど、あてにならないものはないということです。
かって、私は東京の駿台予備校、代々木ゼミナール、通信添削z会.、出身高校の4箇所に早稲田大学政経学部と横浜国立大学工学部の合格者一覧表に載っていました。
はたしてこの4箇所のどれが、最も合格に貢献したか?私の場合、どれかが主ということはありませんでした。
自分自身が、あくまで主あり、必要に応じて複数の予備校を組み合わせ、自分にとって有益な授業を部分的に選んで利用しました。
駿台予備校は、英語、化学、国語は良かったが、中心の科目である数学と物理は、難しすぎて、ついていけなかった。そこで、代々木ゼミナールにいき、数学と物理は、自分に合う先生を見つけた。駿台では言っていた。駿台を信じ、他の予備校へいくな。
駿台も良かったが、国立理科系は、最も重要な科目は、数学と物理であり、全て合格は、駿台のお陰とはいえない。
代々木ゼミナールも素晴らしい先生にあったが、あくまで、単科ゼミを聴講しただけである。
高校は、面白い授業もあったが、高校の授業だけで合格は到底おぼつかない。
高校の授業も予備校の授業も必要に応じて、利用すればいいだけです。あるひとつの予備校が全面的に実績とえる人もいるかもしれないが、実態は少ないのではないでしょうか?ほとんどの人が複数の予備校を組み合わせて通っています。
予備校の中には、実績数を上げるために、開成、筑波大駒場、桜蔭等の中高一貫校の生徒を無料招待して合格者数を増やすことをしているところが沢山ある。
予備校の実績をみて、そのまま、信頼するのではなく、生徒さんが、主体的にどの予備校のどの授業が自分の学力向上に最も役に立つが見極めていくことが重要です。
私は、予備校授業の選択とそのポートフォリオの作り方アドバイスも承りたいと思います。
それもハイブリッドな個人塾の一側面ですから。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
大分市松が丘 連絡先 08097134143