学校のいじめの深層

学校でのいじめの特徴は見えないところでこそ深刻ないじめが展開されることにある。

 

いじめの対象になる子どもは、「要領の悪い子ども」「目立たない子ども」「いじめられても耐え忍ぶ子ども」が多いと思われる。

 

いじめる子どもの多くは、「先生や親にいい顔をしている分、内面的にストレスを抱えているこども」「いじめること自体に快感を感じる」等が多い。

 

いじめの中心になる子どもが、先生受けの良いこどもや子どもの中でも人気が高い子どもの場合が多々ありえる。勿論、昔ながらの典型的な不良かいじめの中心になることもある、

 

その場合、先生や保護者の目からは真実に見にくくなる。

 

さらにいじめられた方にも責任があるといった議論も出てくる。

 

いじめられた子どもも保護者も社会の弱者が多い。一方的にいじめられていながら、原因があるからこそいじめの対象になるなどの非難を受けることすら多い。いじめられた子どもも保護者も虚無感に覆われて全て諦めて沈黙することて、周り人は、安寧な雰囲気を取り戻せる。

 

このような場合、最終的には、いじめられた生徒は、いじめのループから永遠に抜けられることができなくなって不登校しか選択肢かなくなる場合がある。

 

いじめの問題は、勧善懲悪の単純な問題ではなく、階層社会の暗黒の分野を象徴している。

 

いじめられている生徒が自分自身を守るには、自分自身が戦うという決意をして体を張って戦わないといけない。いじめられている保護者は、肝をいれて、自分の子どものために、時には先生受けの良い子どもや先生やその保護者と戦う必要がある

 

 

人生、戦いである。

 

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上野丘高校をゆとりを持って合格する戦略

上野丘高校を合格ラインギリギリを超えるのではなく、少なくとも合格者平均点以上とってゆとりをもって合格するには、どうしたらよいでしょうか?

 

一般的には、合格ラインを超えるか否かのみに入学試験の存在価値があると言われます。つまり合格ラインギリギリで受かっても、トップで受かっても上野丘高校合格という事実は変わりありません。すると合格ラインギリギリで受かったほうが効率的との考え方がでてきます。

 

しかし、公立高校のトップである上野丘高校は、違います。入試に余裕をもって合格できれば、入学後のスムーズな学習に繋がることができます。公立中学の授業と上野丘高校の授業ほ、質量ともに異次元の違いがあることをおらかじめ覚悟しておく必要があります。

 

上野丘高校を余裕をもって合格するための戦略は以下の通りです。

数学と英語を先行します。

英語は、高校課程の参考書の文法入門をマスターします。教科書は、先取りして中学3年まで進めます。その際、文法事項の理解は徹底します。さらには、駿台伊藤和夫先生のビジュアル英文解釈の上巻をマスターします。最後に全国の公立高校の入試問題の制限時間を2割削減してからパーフェクトの得点が取れるように訓練します。

 

数学は、学校の基礎学習を中心に先取り学習を進めて、中学2年の冬休みまでには、中学3年の全範囲を終了します。中2年の3学期と中学3年の1学期は、高校の数ⅠAの因数分解2次方程式、2次関数、確率、場合の数、幾何学のところをマスターします。高校課程ができれば、県立高校の難問も簡単に対応できるようになります。次に万全を期すために公立高校の難問を解くためのテクニックが網羅されている参考書をマスターします。大分県立高校の数学は難易差が大きく、上野丘高校を目指す生徒は、正答率10%の問題でも難なく解答できるようしたいものです。中学2年の冬頃から、数学ⅠAを目指すことにより、高校入学後の対応と高校入試の難問対応と一石二鳥の対応かでします。しかし、大分市の塾で行うところは、私のところ以外ないのではないかと推測します。しかし、他者かやらないことをすることで、差別化ができてゆとりを持って上野丘高校に合格することができます。

 

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中2生が夏休み中に中3数学までの全範囲をマスター?

とある保護者の方と雑談中、「先生、中2の子どもにこの夏休み中に中3までの数学を教えて頂くことはできますか?」

と聞かれました。

ちょっとびっくりしましたが、「イントロダクションであれば可能です。首都圏の鉄緑会では中1で中学3年の全課程を現に終了していますから」と答えました。

 

数学の場合、先取り学習と深める学習を上手く調整しながら、すすめると高得点が可能です。そこで、この保護者の方に大手塾のテストで高得点を上げるには、理解の内容を深めるアウトプット学習が必要なことを言いました。

 

しかし、中2の夏休みのうちに中3の全範囲を見通す先取り学習をすることは、トップの公立高校を確実に狙いたい生徒には、学びのモチベーションアップに繋がり、非常に有益であると思います。

 

このようなユニークなニーズにもこたえられるのが、個人指導塾の強みです。

 

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大分県と首都圏の教育格差は、どこにあるのか?(大学教育)

この問題を考察する時に義務教育と高校教育並びに大学教育に分けて考える必要かあるように思えます。

 

大学教育ですが、国立大学は大分大学しかありませんし、県内僅かな数の大学しかありません。県内での選択肢は少ないので多くの 生徒は、福岡や大坂や大分県の近隣県を視野に考えざるをえません。

 

その場合、どうしても国立大学、公立大学をメインに選択する傾向があります。首都圏や大阪、京都には、特色があり、就活にも強い私立大学があります。しかし、一般入試でこれらの私立大学を狙う生徒は極めて少ないと思われます。高校の受験指導は、国公立を中心に行われているからだと思います。

 

例えば、早稲田や慶応では、5大商社のベスト10に全て入っていますし、メガバンクやマスコミ等もとても強いです。

 

さらにMARCHと呼ばれている首都圏の私立大学群も、卒業後、首都圏に就職しようと考えているのであれば、大分大学に進学するよりも遥かに有利でしょう。何故なら、就活の時は、インターンシップやボランティア活動、アルバイトの経験等、勉学以外の幅広い学生時代の活動が問われるからです。大分県に引き続き住み続ける決意があるのであれば、大分大学は、大変有利な大学ですが、首都圏や関西圏の大都市に大学卒業後、就職先を見つけたいならば、厳しい就活環境と思われます。大分県周辺の県立大学も大学の所在地の地元を中心に多くの卒業生が活躍しているのが実態と思います。首都圏や大阪での就活は不利な面が多いでしょう。

 

日本を代表する大手企業の総合職や官僚や法曹界や医師といった上位の階層の仕事を志す場合には、早慶を含む東大等の難関大学を目指す必要があります。しかし、大分県の高校生には、上位の階層の仕事のやりがい及び優位性が具体的に伝わっていないので、早慶を含む東大等の難関大学を目指すモチベーションが構造的に上がらないというところが最大の教育格差又は情報格差と言えると思います。

 

努力をすれば、難関大学に合格して上位の階層の仕事にも就ける可能性のある能力の高い生徒が、文武両道という名の下に、周辺のそこそこの国公立大学を卒業して一般的な就職の道を選んでいくケースが多々あると思います。この場合、生徒本人には、実は難関大学を目指せば、人生がひらけるチャンスがあったかもしれないとは、全く思わないところに私は、首都圏との教育格差があると思っています。

そこそこに優秀な生徒こそ、将来の上位の階層の仕事に就けるチャンスを気づかないで、高校、大学時代と過していく傾向があり、この点では、教育格差を感じています。

 

難関大学を目指す意義を知りたい生徒には、私の東京での30年に及ぶビジネスマンの実体験をもとに語り尽くしたいと思います。そして、大分県に移住した私だからできる首都圏の就活等の情報を伝えて、ささやかながら情報格差を縮めることに貢献したいと思います。

 

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日本のエリート層を育てるプロセスに現行の公立高校の内申制度は、大きな障壁になっていないのだろうか?

公立高校入試の中で、内申制度は、中学時代の成績を点数化して入試の点数に反映させようとするものです。中学校の成績は、絶対評価なので、先生の裁量が大きい要素になります。

 

先生にとっては、先生の言うことを無条件に従順に言うことを守る生徒の評価が高くなります。定期テストは、公立中学の場合、基本的な容易な問題が多い為か高得点になることが多いです。100点満点で最頻値は、主要科目は軒並み、80〜90点代が多いです。塾が定期テストの事前リハーサルを実施する効果も大きいかもしれません。定期テストの内容が易しいので、生徒が思考力、表現力、判断力を徹底的に鍛え、伸ばす環境があるようには到底思えません。生徒は、先生に忖度して良い内申を貰うことに腐心しています。学びの中で、感じた疑問点を先生に質問することにためらう生徒も多いでしょう。何故なら、先生が万一答えられなくて嫌な思いをしたり、授業の内容からは外れた質問は先生の印象が悪くなってしまうリスク、つまり内申が下がるリスクがあるからです。

 

つまり、本当に地頭の良い生徒の勉強へのモチベーションを高める環境を現在の内申制度は有形無形に劣化させていくことになります。

 

だからこそ、首都圏の教育熱心な家庭は、私立中学受験に邁進するのです。

将来、子どもを医者、法曹界、大企業の総合職、官僚、外資等の有利な就活を進めるためには、東大等の難関大学を卒業する必要があります。その為には、判断力、表現力、思考力を鍛えて深い学びを積極的にさせたいと考えれば、内申制度が待ち受けている公立には、どうしても避けたいと考えるでしょう。

 

首都圏や大都市では、私立中高一貫校という逃げ道がありますが、地方には、それもありません。

公立出身の私の実体験を踏まえて、学校の勉強に物足なさを感じ、学校の授業には関係なく、自身の力の限界まで学力を伸ばしたいと願う子どもの力になりたいと願います。

 

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公立高校入試の内申制度を正面から考察する。

公立高校の入試に内申制度が導入されて長い年月が経過しました。通知表の評点が入試に使われること以上に、相対評価から絶対評価に変わったことの方が影響が大きかったのではないかと思います。

 

相対評価は、「5」は7%   「4」は24%「3」は、38%「2」は24%「1」は7%というように決まっています。この制度ですと教員は、「1」はつけたくなくても、やむを得ず「1」をつける必要がありました。そこで教員に裁量権を認めて、自由に評価がつけられるように制度変更したものです。極端に言えば、教師の裁量によりケラス全員に「5」をつけることもできるようになりました。しかし、個々の教員に評価の裁量を認めることで以下のようなことが起きてきます。

 

学校ごとに評価の甘い学校や評価のきつめの学校があります。これを競争試験の材料に使うので、客観性が求められます。そこで、教育委員会による学校間調整が行われることになります。だからこそ、県立高校の最低点は非公表なのです。

 

教科の評価も宿題等の提出物の評価や授業態度も重視されます。そのため、定期テストの点数が90点でも通知表は「3」になることがあります。未だ、定期テストの問題も塾が過去問をデータベース化して本番の定期テスト前にリハーサルをすることが多々あります。すると定期テストの平均点が物凄く高くなります。平均点が場合によっては、80点を超すことになります。

 

成績で「5」をとる生徒は、なんと言っても先生が良い印象をもつ生徒に限られます。先生の言うことに従順で、クラスの生徒とも仲良くして授業態度も良い生徒です。気難しい生徒やリテラシーの高い生徒は嫌われることが多いです。

しかし、本当に学力の高い層は、自主独立を尊び、学ぶことへのモチベーションが高く、リテラシーも高い生徒です。

全体から見れば、少数派かもしれませんが、優秀な生徒は、概して個性的で先生に嫌われる可能性も高いです。

 

公立高校の内申制度は、社会の現業で生きていくのに親和性が、高いと思います。

日本は優れだ現業で成り立っているので、公立高校の内申制度はある意味、現状にマッチしています。

しかし、勉強を不得意とする生徒そして勉強に興味をもち究めたいと考える生徒にとってはあまりにも窮屈な制度です。

その点からも、優秀な児童による中学受験熱があがるのはよく理解できることです。

 

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首都圏の中学受験の過熱を是正する方法

掲題について、教育関係の有識者が議論していました。具体的な対策として以下の3点を提案していました。

①公立中学が、保護者にとって魅力ある教育を行うようにする。

②公立中学が良いところや特色を積極的に保護者に発信する。

③公立高校の進学実績を上げて公立中学からの進路を魅力あるものにする。

 

私は、この議論を聞いて、相変わらず、教育関係の有識者は、本音で語っていないと思いました。首都圏の保護者が、中学受験に熱中するのは、以下の理由ではないかと想像します。

① 私立中高一貫校は、中学課程を1年半くらいに圧縮し4年半で中高全課程を修了する。大学受験に専念する期間を1年半程度確保できる。これは、公立高校に比較し決定的に有利。

②公立高校受験は、内申制度があり、何としても避けたい。内申を取るために、自由闊達な中学生活が犠牲になる。自主独立の気概を持つ人材は育ちにくいのではないかとの杞憂から逃れられない。

③公立トップ高校と言えども、難関大学の入試は、私立中高一貫校の生徒と同じ土俵で戦うとことになり仮に同じ実力であれば決定的に不利。東大合格者の7割は中高一貫校出身である。50年前は、中高一貫校は、2割もいない。

④公立学校では、勉強を真面目に取り組んだりする生徒が浮いていじめの対象になるのではないか?荒削りでも正論を言う生意気な生徒は、公立学校では潰されてしまうのではないか?公立は先生の言うことを忠実に守る生徒こそが求められているのではないか?

⑤どのような分野でも優れた才能を持つ生徒を公立学校では、認めないのではないか?画一的な環境に忠実に順応する生徒こそが求められているのではないか?

 

公立学校が理想としている生徒像は、近年、高校入試の内申制度の成熟化と共にほぼ固まってきたように思われます。これに合わない不器用な生徒の選択肢として私立中高一貫校があってもいいかと思います。しかし、経済的な問題と居住地が首都圏や大阪等の大都市でないとならない点は、機会均等という面で、救いようもない程の不公平感を感じます。

 

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首都圏の私立中学受験は、経済面そして地方の生徒には与えられていないという面で、機会均等という観点から深刻な階層格差を生んでいることが、私自身、深刻な問題と思います。

 

そして地方にいると首都圏の中学受験の問題は、遠い関係のない問題と誤解する可能性が高いです。公立トップの生徒こそは、現実を知るべきと思いますが、ほとんどの人は無関心です。ある意味、いいのこもしれませんが、機会均等と言う意味で、私自身、納得できません。