2022-01-01から1年間の記事一覧

横浜国大工学部電気工学科昭和55年卒業生のその後

最近、私の母校の横浜国大工学部電気工学科の昭和55年卒業生の知り合いの6人の活躍を調べてみました。6人は、たまたま私の知り合いであった同窓であり、任意のサンプルです。 特に優秀な人というわけではありません。 勤め先は、以下の通りです。 富士ゼロッ…

内申(中学校)を大きく劣化させる三大要因

定期テストが良かったのに通知表の評点が大きく期待外れだった生徒さんは、意外といるのではないでしょうか? 定期テストが90点なのに3. .80点で5 75点で4なんてことは、ザラにあるのではないでしょうか? 通知表の評点は、定期テストの点数と提出物の状況や…

高校の教師は、生徒の人生の進路に多大な影響を与える?

私の高校のクラスの担任は、専門は数学でしたが、生徒との距離は、極めて近かったです。 「山田先生」とは、呼ばずにみんな「山田」と本人が目の前にいるのに呼びつけなのです。 しかし、進路の相談、家庭の相談、学校生活の相談、どうやら、どんな相談でも…

大当たりの教諭と大外れの教諭(学校の場合)

小学校は、担任制なので、担任の先生について、大当たりの先生になった場合は、児童や保護者にとって最高に幸せです。 大当たりの先生が担任の先生になってくれるか否かは、児童や保護者の努力ではありません。 純粋に運であり、縁の世界です。 小学校の先生…

今も心の中に生きる名授業(代々木ゼミナール)

小学校、中学校、高校、予備校、大学を通して、今も私の中に生きる名授業があります。 今の塾の私の授業では、その時の感動を時空を超えて生徒さんに忠実にお伝えしようとしています。 感動を与える授業をして頂いたのは、予備校時代の講師の先生方です。 代…

学力が伸びる子どもの三大要素

個人指導塾を6年やってきて、様々なお子さんと深くかかわってきました。 その実体験の中で見えてきたことの中で、学力が伸びる子どもの三大要素について考えてみようと思います。 1 地頭が良いこと 小学校の運動会で「かけっこ」。速い子から遅い子まで、か…

個人指導塾よりも集団塾の方が学習効果があがる生徒さんのケース

私は、個人指導塾を始める前は、画一的な集団塾の授業よりも個々の生徒の実情に合わせた個人指導塾のほうが、効果があがるのは、自明であると考えていました。 しかし 6年間、様々な生徒さんを指導してみて、集団塾のほうが、学習効果がらあがるのではないか…

上野丘か舞鶴?今の時期、選択の決め手。

内申が、ほとんどオール5の場合、入試得点、240点の目安がつく人は、おそらく、上野丘で迷うことはないでしょう。 しかし、模試の得点がやや下ぶれして220点から230あたりの生徒さんは、人によっては、どちらにするか悩むのではないでしゃうか? 上野丘高校…

内申が悪くても上野丘高校を逆転合格するには?

上野丘高校を受験する受験生の内申は、オール5の人もいれば、オール4の人もいると思います。例外的にオール3の人もいるかもしれません。入試得点のボーダーラインは、内申点との合計点ですので、生徒の持つ内申点によってかなり異なります。 しかも、内申点…

当塾では、「対話的学び」をどのように実践しているか?

当塾は、私ひとりが講師であり、完全個人指導塾です。 授業は、常に生徒さんとの対話からなりたっています。 新しい単元の先取り学習をするときは、例外的に私のほうから、一方的に教え込む場面もあります。 しかし、ペースとなっているのは、生徒さんと私の…

公立学校の「対話的学び」の実情

公立学校では、3つの学びが重視されています。 「対話的学び」「主体的学び」「深い学び」 です。 ところで、学校現場では、「対話的学び」については、どのように実践されているのでしょうか? 「対話的な学び」では、生徒同士の会話するチャンスを増やそう…

内申書の絶対評価の致命的問題点

公立の小中学校の通知表の評価が、相対評価から絶対評価に変わって久しいです。 絶対評価見直しの声は、ほとんど聞こえてきません。 しかし、私は、絶対評価は、とんでない致命的問題点があると考えています。 早期にむかしの相対評価に戻すべきと思います。…

中学3年の3者面談(高校受験)の先生サイドの思惑

中学3年の高校受験のための3者面談について、いつも生徒や保護者のサイドから、その内容のお話を聞きます。 私は、中学校の教員の経験もなく、あくまで想像にすぎませんが、教員サイドからの思惑を考察してみたいと思います。 これは、あくまで、私個人の想…

入試の合格最低点付近は神の領域

予備校の先生がよく話していました。 東大生の下位3分の1は、何度入試をしてもメンバーはその都度全員入れ替わる。東大生の中位3分1は、何度も入試をするとふたりに一人の割合で入れ替わる。そして上位3分の1は、何度入試してもほとんど入れ替わらない。 …

大分県立高校入試の合格最低点が公開されない理由は何か?

大分県立高校入試の最低点は、公開されません。しかし、入試の現実は厳しくて、例えば、昨年の雄城台高校のように、209名の定員に対して、最終応募数は、309名であり、100名の受験生が、落ちることになります。県立高校ですから、ほとんどの受験生は、第一志…

大分県立高校入試内申制度の摩訶不思議を上野丘高校のケースから探る

大分県立高校の入試制度は、内申点と入学試験の割合は、3対7 になっています。 入試得点は、300点、内申点は、260点ですが、内申点を入試得点に換算すると111点になります。上野丘高校の合格ボーダーラインを入試得点240点、内申4.5と仮定すると、内申が5の…

中3最後の定期テストの頃、中学校(担任)とトラブルを起こした顛末

中学3年の最後の定期テストを受けているまさに今頃、不幸にして、学校とたまたまトラブルが発生したときは、どうしたらよいしょうか? 以下私自身の実体験です。 当時、中3の息子が、頭に「タンコブ」をつくって帰ってきました。 とても落ち込んでいて、大切…

上野丘高校の合否ボーダーライン考察

上野丘高校の合否ボーダーラインは、入試点数と内申点の総点が、7対3にて決まることになっています。 入試得点、300点であり、内申点は、260点です。内申点を入試得点に換算してみます。 260÷7×3=111点になります。 仮に上野丘高校の合否ボーダーラインが、…

大分の能開センターの上野丘高校合格者数96名!

今年の上野丘高校の実績が96名。 この事実にて、全てが決まるでしょう。 大分のトップを目指す子どもたちの多くが、能開センターこそが、受験勉強の最高の基準になるのでしょう。 これは、ごく自然のことです。 塾は、ある意味、実績が全てです。 能開センタ…

50年前のとある都立超進学高校の日常風景

1 二期制であった。少しだけ秋休みもあった。定期テストは、年2回だけあった。 実力テストは、2年と3年で一回ずつあった。 2 理系と文系にクラスが分かれることはなかった。数学Ⅲは、文系理系に拘らず、多くの生徒が、履修していた。物理、化学も理系、文系…

大分県立高校入試の数学の顕著なる特徴

大分県立高校入試の数学については、顕著な特徴があります。毎年、ほぼ裏切らずに、その特徴を踏襲するので、ある意味、事前の試験対策が立てやすいです。以下その特徴を列挙してみます。 1 問題全体を通して、一見すると他の都道府県の公立高校の入試問題と…

上野丘高校に進学することが、難関大学進学に直接繋がることはあるのでしょうか?

県内の超進学校に進学することが、直接、難関大学に進学することに繋がることはあるのでしょうか? 例えば、舞鶴高校や豊府高校に進学すれば、大分大学に進学したと推測される生徒が、上野丘高校に進学することで、九大や東大に進学可能となるケースは、ある…

大手塾の授業サポートも行うホリスティックな個人指導塾

大手塾の選抜クラスは、概して学習進度も早く、集団授業のために、個々の質問もやりにくいのが現実です。 大手塾の選抜クラスは、授業にしっかりとついていければ、結果的に難関校に合格できる実力がつくと思います。 学校と大手塾の違いは、大手塾は、実績…

個人指導塾よりも集団塾のほうが効果のあがるケースは?

私は、個人指導塾を5年前、に始めましたが、始めた当初は、全てのケースで個人指導のほうが、集団塾よりも効果をあげることができると確信していました。 なぜなら、集団塾は、画一的な授業プログラムであり、個々の生徒の実情に完全にマッチするのは、むつ…

46年前と現在の東大入試の比較

私は、46年前に東大理科一類を受けました。 数学が1題半しか解けなくて、古文もさっぱりで見事に撃沈。 46年間の時の流れのなかで、教育改革や制度変更が様々行われてきました。 入試制度も当時は、一般入試が当たり前でしたが、今は、推薦入試やAO入試が…

大分と東京の教育格差

大分と東京の教育格差について、具体的に考えてみました。 教育格差とは、大分県に在住の子どもが仮に東京に住んでいたら、受けられたであろう利益についてです。 東京には、沢山の私立の中高一貫校があります。東京に住んでいれば、様々な校風を持つ私立の…

中高生の部活動の功罪

主要科目の勉強が苦手な子どもにとって、部活動は、学校の居場所づくりという面で大変貴重だと思います。 勉強が苦手な子どもにとって、昼間の授業時間は苦痛以外の何者でもありません。 部活動は、子どもにとって、興味のある部活動を自らの意思で選択でき…

点数に繋がる記憶力の顕在化

私が中学生の頃、思考力はないものの記憶力だけは、めっぽう良かったと思います。 例えば、中学の英語の教科書は、当時は、現在と異なり、単純だったこともあり、3回ほど読むと、本文を暗唱できました。英語の単語の綴も見ただけで、書かなくても覚えること…

学校の授業(県立超進学校)だけで、国立大学に合格可能か?(一般入試)

進学校の先生の中には、学校の授業を完璧に身につけることで、国立大学の入試も突破できるとおっしゃる先生もいらっしゃるのではないかと想像します。 学校の課題も全ての科目を入れると日々大変な量です。できることならば、学校の課題並びに授業を完璧にす…

子どもは、何故、勉強する必要があるのか?

この問いは、永遠の問いであり、完全に答えられる人もいないのではないでしょうか? 以下の記載は、私の考えにすぎません。 様々な答えが他にもあるでしょう。 私は、主に3点あると思います。 1 大人は働かないといけないのと同じように、子どもは、勉強し…