中学数学と高校数学を比較すると質量ともに高校数学が圧倒しています。
中学時代に数学の本物の学力を獲得できないとそのまま高校時代も数学の理解が不完全なままに終るケースが圧倒的に多いです。
中学3年間の中で、中学2年の数学がいちばん易しくて取り組みやすいです。
中学1年は、小学校の算数から数学への大きな変化の大波を直に受けます。
中学3年の学習過程は、高校1年の数学ⅠAの入門の位置づけであり、中学1年と2年よりもレペルが一段上がります。
中学2年の学習過程は、中学1年の学習過程の復習であり、深める内容になっています。
正の数、負の数の理解が十分でない生徒は、中学2年が、復習できる最後のチャンスです。
文字式の扱い方や式の変形も中学2年のうちに十分な練習をする必要があります。
連立方程式を学ぶと同時に1年のときに学習した1次方程式の理解を完成させる必要があります。
特に、文章題の解き方は、連立方程式と1次方程式の共通点又は違いについて深掘りして、理解を深めることが、大切です。
1次関数は、1年のときに学習した比例を拡大したものですが、2年では、特に応用題について理解を深める必要があります。この単元の応用力を高められるか否かにより、数学の入試に対する対応力の有無に繋がります。
合同の図形の問題は、3年になってから学ぶ相似の前準備になります。
証明方法のパターンは、完璧にしておかないと3年の相似や円の理解が十分できません。
確率又はデータの扱い方は、独立した単元です。入試でもよく出題されますが、3年でじっくりと勉強する時間はありませんので2年生のうちに理解の完成度を高めないといけません。
中学2年の数学は、他学年の学習過程と比較して、容易ですが、じっくりと復習して、3年の入試対応に備えるための極めて大切な期間であることが分かります。
当塾では、学校の教材、基礎学習をしっかりと学ぶ他、昇竜堂出版の新Aクラス問題集を使って応用力を伸ばします。
中学2年を数学の学力の涵養期間と捉えて3年以降に大きく学力が伸びる土台づくりをします。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
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