塾のパンフレットの「成績激伸び」についての考察

最近は、塾のパンフレットがよく入ります。様々な塾が趣向を凝らして保護者にアピールします。「成績激伸び」というキャッチフレーズが目に止まりました。これについて正面から考察してみたいと思います。

 

私の塾に当てはめた場合、「成績激伸び」とは、成績が2段階以上、上がることかとイメージしました。2から4又は3から5でしょうか?

 

生徒さんが、仮に10人いたとしたら、1人から2人は劇伸びと言えるかもしれません。生徒さん自身の地頭が良いことが基本的要件と思います。キャリア教育の観点から、生徒さんの勉強へのモチベーションをアップしたり、本質的な学びの面白さを伝えると生徒自身が、本来の力に目覚めて、一気に成長していきます。

 

生徒の本質的なニーズに答えることができると想定外の成長します。この場合、生徒に教え込むことてはなくて生徒本来の潜在的能力を顕在化させるように対応することです。

 

しかし、10人のち4人は、1段階程度の伸びが期待できます。原理原則を教えたり、先取り学習したり、点数アップのノウハウを教えます。

 

さらに10人のうち4人は、成績は、多少はあがりますが、1段階上がるところまではいきません。

 

さらに10人のうち1人くらい、残念ながらどうやっても成績をあげられない生徒さんもいます。

 

保護者のみなさんにとっては、大切なお金と時間を使って来ていただいているので、どうしても成果の上がらない場合は、他塾への転塾を視野にご相談することもあります。

 

当塾で、成績が、激伸びする場合は、ありますが、10人に1人くらいであり、生徒さんの潜在的な能力の高い場合に限定されています。

 

他塾がどのような状況かは、よくわかりませんが。

 

完全個人指導塾  OEC    下垣  明

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