個人指導塾よりも集団塾の方が学習効果があがる生徒さんのケース

私は、個人指導塾を始める前は、画一的な集団塾の授業よりも個々の生徒の実情に合わせた個人指導塾のほうが、効果があがるのは、自明であると考えていました。

 

しかし 6年間、様々な生徒さんを指導してみて、集団塾のほうが、学習効果がらあがるのではないかと思われる生徒さんも何人かおりました。

 

その生徒さんの特徴を書いてみます。

1    学校の授業内容の70%以上は、理解できるといった一定の理解力があることです。

集団塾は、統一的なテキストを用いた画一的な授業が展開されますので、ついていけることが必要です。

 

2     生徒さん自身の学習へのモチベーションは、低いものの、クラスメートがいたり、同年代の友達がいるといやがおうでも競争心から勉強を行う生徒さんです。

個人指導塾では、隣に友達もいないので、緊張感が欠落して、授業中の居眠りを常習化することもあり得ます。

居眠りの常習化が確立した段階で、個人指導塾は、向かないと思われます。

部活動でとんなに疲れていても、学習へのモチベーションの高い子どもは、居眠りをしません。

 

授業中に居眠りをするか否かが、生徒さんの学習へのモチベーションの高さをはかる指標になります。

 

3   個人指導は、講師(私)との間で、生徒さんと信頼関係が結べるか否かが重要になります。

私は、直近の定期テストの点数アップの勉強と並行して、生徒さんの将来の進路のお話もよくします。学校生活や家庭での学習方法の話もします。私は、生徒さんがより良い未来を描けるように深くかかわります。

そのために、どうしても生徒さんとの相性が大切な要素になります。

若くて生徒さんとの年齢差が低い学生の先生を好む生徒さんがいるのは、当然です。

かっての私は、学生の頃、集団塾の講師でしたから。

 

完全個人指導塾  OEC       下垣  明

大分市松が丘    携帯08067134143