東大入試でよく言われること。
それは、仮に何度も、東大入試を同じメンバーの受験生で実施すれば、上位三分の一の合格者のメンバーは、固定化される、次の中位三分の一は、半分程度入れ替わる、残りの下位三分の一は、やるたびに、全員メンバーが入れ替わるということです。
どうやら、真の東大生は、上位三分の一かもしれません。
特に下位三分の一の合格者は、確かに優秀な学生であることは間違いありませんが、早稲田や慶應や九大や旧帝大や横浜国大とそれほど差はないかもしれません。
社会で活躍している人は、出身大学によってほとんど差はないと、私自身確信していました。
しかし、上位三分の一の東大生は、地頭がめっぽういいのは、間違いないし、決定的にその部分は、他の大学とは、異なるでしょう。但し、人間性の豊かさは、別の問題です。
日本を代表する会社の社長は、かなりの数を東大で占めています。京大、東工大、一橋大、九大、東北大、阪大、横浜国大も取締役までは、出世しても社長までなる人は、非常に限定的です。
大企業の社長になれるレベルの東大生は、努力よりも地頭の良さによる要素が大きいと考えていいと思います。勿論、人間的な魅力も必須です。
東大にいったから、大企業の社長になれるので
はなくて、大企業の社長になれるだけの才能があるから、東大にもいけたということでしょう。
つまり、一流大学にいけたから、出世するのではなくて、出世できるだけの素養を持った人は、一流大学にもいける人が多いということなのでしょう。
完全個人指導 OEC 下垣 明
大分市松が丘 携帯08067134143