生まれながらの器を活かせる志望校選び

小学校の運動会の徒競走では、足の早い子どもと遅い子どもは、かなりの差が自然に出てしまいます。

 

日々の勉強についても、同じことが言えると思います。

 

中学校の期末テストにて、部活も入らず毎日、7〜8時間の勉強時間そして一流の家庭教師や塾もふんだんに利用してやっとのことで学年一番と言う子どものケースもあるでしょう。。

 

しかし、対照的に部活もしっかりやって、毎日、宿題だけやり、テスト前に少しだけ学習するだけで、簡単に学年一番がとれてしまう子どものケースもあるでしょう。

 

この両者の違いは、勉強の向いている子ども、つまり、生まれながらに、地頭(IQ)が良い子どもと残念ながら、そうでない子どもが、存在しているという冷徹な現実です。

 

学校は、同学年の多くの子どもに画一的な学習環境を提供するので、地頭のいい子どもとそうでない子どもとは、かなりの学力差が生じます。

 

地頭が同じような子どもの場合には、塾や家庭環境等が、大きく子どもの学力形成に作用するでしょう。

 

この場合も子どもの実態に少しでもマッチした塾や教育環境を与えると子どもの成長は、促進されるでしょう。

 

親御さんが、子どもの実態を直視せずに、名門校に憧れを強く抱いて、無理な受験勉強をさせることが多いのが中学受験です。

 

仮に中学受験に成功しても、入学後深海魚になったり、大学受験で苦労したり、せっかく入試を突破して入った学校を退学することもあり得ます。

 

 

子どもの地頭に合う学校を選ぶことが大切ですが、高校入試ともなると、子ども自身が、本当の自分の能力を無意識のうちに掴んでいることが多いです。

 

ですから、高校受験、さらに大学受験は、子どもさんの本音に寄り添うように受験校を決めるといいでしょう。

 

進学先により、子どもの人生が大きく変わるのは事実です。しかし、生まれながらの器、地頭を一番活かせる学校が、子どもさんにとって最高の学校です。

 

大分県で一番の学校は、上野丘高校とは限りません。10人子どもがいれば、子どもにとって一番の学校は、10通りあります。

 

子どもが適度なストレスを感じながら、心身ともに成長できる学校が、子どもにとっての一番の学校です。

 

 

 

完全個人指導塾  OEC    下垣  明

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