個人指導は、生徒と講師が1対1です。
個々の生徒の理解力や状況に合わせて、きめ細かく、柔軟に知識や情報を生徒に教えこんでいくという方法をとることもできます。
しかし、私は、個人指導を通して、生徒と同じ目線で、協働して課題を見出し、解決方法を試行錯誤して模索し、解答に至る道筋が、見えたらそれを言語化するという学びもすすめています。
生徒が学びへのモチベーションがある場合は、極力、後者の方法をとるようにしています。
例えば、数学であれば、生徒と一緒に、私自身も問題を解くのです。生徒が、解答まで、至ったら、私の解答と比較してみます。生徒に、生徒自身の答案を書くに至ったプロセスを、着眼からプロセスまで、言語化して、説明させます。
私は、生徒の説明に論理的に甘いところがあれば、質問して、生徒自身に気がつかせるようにします。はじめから、最終解答は、私の方から言いません。できる限り、生徒自身に気がつかせるようにするのです。この段階で、生徒の思考力や判断力が伸びます。
さらに私の答案と比較して、生徒のほうが良い点、逆に私の方が優れている点を発見させます。私との対話の中で、発見させるように努めています。このように私と生徒は、対話を進めながら、思考力、判断力、表現力を伸ばすように努めています。
難関校を目ざす場合、多くの知識を練習を通して、教え込むことよりも、生徒自身に、思考力、判断力、表現力を引き出し、伸ばしていく方が、遥かに合格への近道であることを身をもって知っているからです。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
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