上野丘高校と舞鶴高校の両校を目指す上位のクラスを一緒にして上舞クラスと名づけている とある塾がありました。
舞鶴高校を目指す生徒も上野丘高校を目指す生徒も大分県立入試の英語を90%以上を目指すことのみに特化するのであれば、確かに、同一クラスでもよいかもしれません。
しかし、上野丘高校と舞鶴高校の出口の結果を見れば明らかに異なります。上野丘高校は、大分で唯一の全国区の進学校です。
九大、東大等の旧帝や難関国立大、国立医学部、早慶に多くの生徒が進学しています。
大学入試の場合、入試の難易度は、見事に階層構造になっています。東大、京大、一橋大、東京外大の入試問題は、日本の大学の最高峰の入試問題です。これらの大学の入試問題と大分大学や熊本大学の入試問題の難易度を比較すると全く別世界であることが分かります。
つまり、旧帝大レベルの入試対策と地方国立レベルの入試対策は、根本的に異なります。
難関大学を目指す場合、中学生の時から、文法の知識を活用して、正確に構文理解の訓練をしないといけません。
確かに大分県立入試の英語を90%取るだけの目的であれば、構文理解等 気にせずに、易しい文章の速読に慣れることのみしていればよいのです。問題も易しいので、英文を正確に緻密に理解しなくても、ある程度、「カン」で、解けてしまうのです。
公立高校入試の成功体験が、難関大学の入試対策とは、連続性がないことは、実際の受験生には、痛いほど分かるはずです。
駿台予備校の伊藤和夫先生は、公立高校入試の成功体験は、難関大学を目指す受験生にとって正確な英文の構文理解の勉強をする際の大きな障害になっているとよくおっしゃっていました。
中学生のときから、英語を学ぶ際に、英文法の知識を身につけて活用して 英語の構文理解を正確にできるように、私の塾では行っています。5文型を理解させて、英文の構文理解を正確にさせるように指導しています。
学力に余裕のあるお子さんは、高校の初心者用の優れた参考書を使うと効果的てす。この方法こそが、公立高校入試対策を活かして、難関大学の入試英語対策にスムーズに直結できる唯一の方法と考えています。
難関大学の受験生のライバルは、私立の中高一貫校の生徒ですが、彼らは、上記の勉強方法を当たり前のこととして行っています。
上記のことは、首都圏と地方の超えられない情報格差のひとつかもしれませんが、私は、志のある生徒に真実をそっと伝えたいのです。
中学生が、取り組める初心者用の高校参考書は、以下の通りです。当塾で使っています。
ゼロからの英文法(肘井学) 大岩の一番はじめの英文法 肘井学の読解のための英文法
ビジュアル英文解釈 (伊藤和夫)英文解釈教室基礎(伊藤和夫) 全レベル問題集英語長文1 関正生の英語長文問題集1
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
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