大分市内の県立高校普通科の全体像を学力別にキャリア教育の観点から捉える

大分市内の県立高校普通科の全体像を学力別にキャリア教育の観点から捉えてみます。

 

大分県で最も学力レベルの高い高校は、上野丘高校です。九大等の旧帝大や国立医学部を目指す生徒は、何と言っても上野丘高校でしょう。

首都圏や世界を舞台に将来働くことを見据えて、さらに高い学力、人間力を上野丘高校で磨いて欲しいです。

 

舞鶴高校と豊府高校は、上野丘高校に次ぐ高い学力の高校です。もしも中学生のときから旧帝大等を目指す志があれば、上野丘高校に頑張って挑戦すべきでしょう。熊本大学広島大学九工大等の難関国立大をめざすことができる環境が整っていると思います。勿論、大分大学は、半分位の成績でも十分可能性があると思います。何と言っても理想的な「文武両道」の学校と思います。最上位層は、旧帝大や国立医学部を目指しているようです。

 

大分西高校、雄城台高校、鶴崎高校は、大分大学等地方国公立大を目指す地元の学校だと思います。大分西高校は、校風がおおらかで生徒に人気があるようです。通学時間を短くする観点から3校のうち近くの学校を選べばいいかと思います。偏差値は、大分西高校が一番高く、鶴崎高校とやや差がありますが、卒業時の進学成績はほとんど変わりません。一般入試と学校推薦入試と半々の感じです。部活も盛んで、「文武両道」のお手本のような学校です。学校推薦入試を受ける場合、やはり部活も頑張って充実した高校生活をしておく必要があります。

 

大分南高校と大分東高校は、高校入試の偏差値ガ50未満です。普通科ですので、大学進学の教科プログラムガ組まれています。大学進学は、学校推薦入試やAO入試が主体であり、一般入試を受ける生徒は、ごく少数派と言えると思います。私立大学は、全国的にみれば、一部の難関私立を除き、広範囲から自由に選べます。生徒の得意な分野を、見つけ将来の職業に結びつけられるように努力すべきと思います。

 

県立入試の偏差値52前後に大分県立商業高校があり、偏差値48前後に大分県立工業高校、大分県鶴崎工業高校がらあります。これらの専門高校からの学校推薦による県内外の優良企業に正社員で入社できる道があります。この事実は、もっと重視されてもいいと思います。就活では、大卒が優良企業に正社員で入社するには、激しい競争があるからです。大卒という学歴を取ると同時に厳しい就活に挑戦しないといけません。敗れると小企業の社員叉は非正規や契約社員になります。その場合、専門高校からの学校推薦の大手企業の正社員のほうが、私には、有利に見えてしまいます。

 

普通科の生徒で国公立大に入学できずに、私立大学や専門学校に進学した生徒は、1学年のときから就活戦線のことを理解しておく必要があります。専門知識を身につける他にサークル活動、インターンシップ、バイト、ボランティア等、就活で如何に大学生活が充実していたか会社の面接官を納得させられるような学生生活をする必要があります。国公立大の学生に企業の面接試験で逆転する気概が必要です。

 

完全個人指導塾 OEC     下垣 明

大分市松が丘 携帯08067134143