附属中から上野丘高校に80人合格ができる謎。

大分大学附属中学校から、例年、上野丘高校高校に多くの合格者が出ている。大体、70人〜80人位例年出ている。これは他の大分市内の公立学校に比較して、ダントツと言わざるを得ない。大分西中が20人程度、合格者を出す場合があるが、これは、抜群の数であり、普通は、数人、もしくは、1人、又は、ゼロという学校もある。


大分県立高校の入試は、入試と内申が、7対3の割合で合算されてその合計点で、合格者が決まる。

上野丘高校の場合、オール5の子どもも少なくないと思われる。特に数人以下の合格者しか出していない学校の受験生は、オール5が一般的ではないだろうか?


大分県立高校の入試は、1科目60点で5科目なので、300点満点。中学校からの内申は、260点満点。これを7対3の割合で、比例配分して合算して算出して合格最低点を決める。

内申点を入試の点数に変換すると、オール5で、130点、オール4で、104点、オール3で78点になる。

つまり、上野丘高校の最低点が仮に240点とすると、もう一つの内申の前提をオール5とするのが、現実的な仮定であろう。

すると、内申がオール4の子どもは、26点のペナルティがかかり、オール5の子どもの240点とオール4の子どもの266点がほぼ同じになる。オール3の子どもは、292点になる。つまり、上野丘高校は、内申がオール3の子どもは、事実上、上野丘高校の合格は、困難になると思われる。


附属中学の定員は、160人、その内、80人が上野丘高校に進学するとすると、附属中学の内申は、一体どのようにつけられているのか、興味をひく。

160人中80番であれば、一般的に考えれば、オール3ではないたろうか?オール3ては、事実上、いくら入試の成績が良くても合格は、不可能であろう。


附属中学は、中学入試もあり、保護者のマインドも高く公立中学とは、比較にならないほど、優秀な子どもがいることは、当然である。

一方で内申は、合格者が80人出すために、内申がどのように評価されているか興味をそそる。

勿論、そこは、完全シークレットの部分である。

内申制度がなくて、入試のみで合格者が決まるのならぱ、このあたりの疑問は、すっきりなくなる。


完全個人指導塾  OEC 下垣 明
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