大学の階層化が進む昨今

大学の進学率は、50%を超えているそうです。

入試形態も学力試験のみの一般入試は、半分以下になり、推薦や内部進学等多様化が、進みました。

 

しかし、旧帝大等の国立の難関大学は、一般入試が主流です。東大の2次試験の科目と配点ほぼ、50年以上前から変わりません。

 

推薦入試では、部活等学力以外で、面接や小論文重視の大学も多いようです。

 

大学は、私は大きく分けると4つに分類されると思います。

第1フェーズは、旧帝大や難関国立大、早慶等の難関私立大。

第2フェーズは、地方国立大やmarch'、関関同立等の有名私立大。

第3フェーズは、日東駒専などの私大。

第4フェーズは、大東亜帝国並びにFランク大学

 

メガバンク、総合商社、外資の投資コンサル、研究者、キャリア官僚、マスコミ、超一流のメーカー等に就職する場合は、圧倒的に上記の第1フェーズが強いでしょう。

第2フェーズからも優秀な学生は、挑戦することごできます。

 

上場一部の会社の゙総合職の正社員には、上記第2フェーズ以上かと思います。第3フェーズからは、ごく優秀な学生に限られるでしょう。

 

第3フェーズからは、上場一部の大手企業は、難しくても、中堅の良い会社に就職できる可能性は、大いにあると思います。

 

第4フェーズの゙学生でも就活へのモチベーションが極めて高くて、上場一部の大手企業への内定を取り付ける学生もいます。しかし、全体からみれば極めて少数で限定的でしょう。

第4フェーズになると、就活の時期を逸すと中堅の会社でも正社員になることが難しい場合もあります。非正規や契約社員も多くなります。

 

専門高校から学校推薦で上場一部の大手企業に就職したほうが、設計職でなくても、雇用条件等で、遥かに有利ではないかと私自身思うことが多々あります。

 

第4フェーズの場合、早くから就活に向けて活動をしたり、英検や簿記等の資格を取ることも必要かと思います。

 

高校の生徒の皆さんが、大学を選ぶ時、就活の実態を理解してから、選ぶことができればいいのですが、現実には困難です。

 

やはり、高校生の皆さんは、勿論無理をしてはいけませんが、最大限の努力をして、少しでも上のフェーズの大学をめざすことが、大切かと思います。

 

完全個人指導塾  OEC     下垣 明

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