大分県の中学生の英語の学力の2極化が急速に進んでいます。
令和5年度の大分県立高校入試問題の英語の解答状況をみると明らかです。
大分県立高校は60点満点です。
50〜59点を取った生徒は、全体の9.8%、
40〜49点を取った生徒は、全体の16.0%
つまり7割以上正解できた生徒は、4人に1人です。
1〜9点を取った生徒は、全体の12.6%
10〜19点を取った生徒は、全体の25.7%
つまり3割以下の得点に終わった生徒は、5人に2人に及びます。
平均点は、27.4点ですが、20〜29点を取った生徒は、19.6%になっています。
ですから 平均点は、最頻値の区分には、ありません。
最頻値は、10〜19点を取った層の25.7%にあります。
大分県立高校入試問題は、難易度は、比較的易しい良問と思います。5肢択一叉は4肢択一の問題が多くを占めますので、仮に英語が全く分からなくてもランダムに選択肢のみ解答しても数学的な期待値からは、2割程度 得点可能と思われます。
つまり5人に2人は、3割以下の得点しか取れなかったのですからほとんど英語は、チンプンカンプンのはずです。
5人に2人がチンプンカンプン、4人に1人は、7割取れていますので、そこそこ基礎学力は、ついていますで、高校英語に繋ぐことができます。
この英語の学力差は、とこから生じたのでしょうか?
昔から英語は、学力差がありましたが、現代の大分県ほど酷くはありませんでした。
学習指導要領の改定により読む、書く、聞く、話すの4技能のバランスのよい学力観が提示されました。
そして、英文法を学んだり、教科書の本文を分析せずに、となりの人とのトーク等に時間が費やされて、英文をただ訳して終了となるのが、学校の授業です。
塾のテキストには、文法があり、塾に通っている生徒には、文法を落ち着いて勉強する余裕があるということになります。
私の塾では、文法を徹底的に教えています。
5文系を実践的に理解させて教科書の本文の構造理解を深めています。
そのようにしないと高校の学びにつなげることができないからです。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
大分市松が丘 携帯08067134143