10年度分の「大分大学 数学入試問題」を受験生に指導してみて感じたこと。

個人指導にて大分大学の2次試験の数学を10年度分、取り組んできました。

その際に感じたことを書いてみます。

 

本学の数学の入試問題は、共通テストと親和性があります。共通テストの数学とそれほど難しさは、変わりません。

 

本学の赤本によれば、数学入試の難易度は、教科書の練習問題か章末問題レベルとありますが、そこまでは易しくありませんから、注意は必要です。

 

学校で使用している学校問題集や黄色チャートが、使用する演習書として最適かと思います。

 

本学の問題は、黄色チャートに記載している解法を使えば、ほぼ100%解けます。

 

しかも、出題範囲は、数学ⅡB重視であり、テーマもほぼ決まっています。

 

微分積分、ベクトル、数列、対数関数、指数関数、三角関数、基礎的な図形(数1A)等です。

 

出題傾向もほぼ変わることはありませんので、

対策は、取組みやすいです。

 

しかし、学校の授業だけでは、厳しくて半分も取れないと思われます。

やはり、一定の準備は必要です。

 

少し準備すれば、高得点(7割以上)も難しくないと思います。

 

あと理工系の場合、他の国立大学入試問題は、数Ⅲの比率が高くなりますが、本学の場合、4題中1題のみです。難易度も易しい部類に入ります。

 

本学の入試対策は、コストパフォーマンスが高いので、要領を得た短時間の学習で高得点が期待できると改めて感じました。

 

完全個人指導塾  OEC      下垣 明

大分市松が丘  携帯08067134143