中一ギャップということは、よく言われていた。
しかし、私は寧ろ、「高1ギャップ」の方が重要であると思う。
公立高校の普通科の進学校にめでたく進学した場合、高校の数学や英語の授業の質や量が、中学時代と根本的に異なっていることに驚かされるはずである。
数学で言えば、中3で習った因数分解も高校一年で学習するものは、とびぬけて難しくなる。
高校から、渡される宿題プリントは、結構な量があるが、ほとんどが解答も渡される。
この解答をやむを得ず理解しないまま、ただ写して、提出する生徒はかなり多いのではないか?
そうすれば、形式的には、解決するが、全くナンセンスである。
何故、高校の先生は、解答つきの課題を渡すのであろうか?
答えは写してもいいが、しっかりとそのプロセスは理解しておく必要がある。理解して、さらには、そのプロセスを暗記して、再現性ができるまで、繰り返し練習する必要がある。
「分かる」→「できる」→「よくできる」のステージで学力は
高めていく必要がある。
まずは、最初の段階の「わかる」ここをクリアするには、当塾のようなマンツーマンの塾は最適と思われる。
10人いれば、10人とも理解をアシストする方法が異なる。
ここは、3人程度を同時に行う個別学習ではなくて、マンツーマンで行う完全個人指導が最も効果を発揮できる。
中高6年の学習過程を俯瞰してみると、公立高校の場合、私立の中高一貫と比較して、高校時代の学習内容が質量ともに多い。
私立の中高一貫は、遅くとも中学2年間に中学3年間分を学び、
残りの4年かけて、高校課程を学習する。この方が、はるかに
合理的である。
公立高校の進学校にした生徒の特に高1にしわ寄せがいく。
だからこそ、当塾のようなマンツーマンの完全個人指導こそが、
生徒の学力向上に強力にアシストできる。