高校生、浪人、大学生、社会人、いつが一番勉強したか?

時々、「若い頃、もっと勉強しておけば良かった」と言う大人の人がいる。私は、不思議な気がする。

ところで一番勉強したのは、高校生、浪人、大学生、社会人のいつだろうか?

私は、躊躇なく社会人と答える

浪人のとき明確だしや高校3年のときは、一日、10時間くらい勉強していたが、学ぶべき内容は、「大学受験対策」と明確だし、とにかく、愚直に理解→記憶→再現のサイクルを繰り返せば良かった。

しかし、私は、エンジニアと銀行員の両方を経験しているが、仕事のたびに、新しいことを学び、というか、何を学べばいいかすら分からないので、そこから、スタートして、ひたすら学び続けた。学生の頃の勉強量を「1」としたら社会人になってからの勉強量は、「30」とか「50」かもしれない。

質と量のふたつを加味しての算出だが。

 

高校時代、大学時代は、知識というよりも、学び方そのものを学ぶといった感じが強い。社会にでた時の学びという将来の建物を建てようとしたときにその土台にあたる部分が、高校、大学時代の学びである。

社会人になれば、必要に応じて、何でも自分自身で学びの方法を模索して、必要に応じた知識得手学びをしていくことが必要である。

そして社会人の場合には、学んだ結果のアウトプットを出さないといけない。具体的に社会に役立つもの生み出していかないといけない。一人では到底できないので、他者との協調やチームワークの必要性も出てくる。

学生時代はそれなりに、楽しいが、社会人での学びのほうが、多様性があり、深みがあり広がりもあり、遙かにたのしい。

 

本塾ではささやかながら、社会人になってからの学びに繋がるような学びをしていきたいと考えている。他塾とそこは決定的に異なる。

 

OEC代表  下垣 明

連絡先   080-6713-4143