個別指導(二人以上)の構造的欠陥

生徒が多様化していくのに対応策として打ち出された個別指導(2人以上)には、構造的な欠陥があると思います。私自身が、個別指導の塾講師を1年間しているので、講師の目から見た構造的欠陥をあげてみようと思います。

1 講師の質が低いことが多い。
勿論、講師は、ひとりひとりの素養によるので、断定はできません。しかし、間違いなく集団授業の講師に比較すれば、素養の低い人が多いと思います。集団授業が無難にできない人、そして、一番多いのが、未経験の学生アルバイト等々です。講師が、同時間に全く異なる生徒を教えるのは、かなり難しいです。未経験の学生は、ひとりの生徒を教えるのも大変ですが、同時に、異なる生徒を教えるには、さらに難度が高まり、結局は、かなりいい加減な状況になります。理解の遅い子どもにつきっきりになり、理解力のある子どもは放置されます。


2 「わかる」ことを指導ができても「できる」ことの指導はできない。
仮に二人の生徒を同時間帯に教えるのも場合、一方の子どもに、解き方等を教えている場合に他方の子どもは、ひとりで演習をさせるスタイルになります。
問題を解かせたり、演習をさせる時間をひとりにさせてしまうことが重大な構造的欠陥です。
子どもの解き方をとなりでみているか、自分も一緒に解くことて、問題の解き方のプロセスをきめ細かくチェックして、指導する必要があります。インプットではなくて、知識のアウトプット、つまり再現性のところこそ、テストの得点をあげるノウハウなのです。二人以上の個別指導では、知識のインプットに特化してしまい、アウトプットのきめ細かい指導は、不可能です。


私は、この構造的欠陥を絶対にさけたかったので、あくまで、完全個人指導にて指導することにしています。


完全個人指導塾 oec 下垣 明
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大分市松が丘二丁目28の7