新卒就職の時の厳格な学歴フィルター

日本の一流とされている会社に総合職として入社しようとすれば、厳しい学歴フィルターを通過しないといげせん。学歴フィルターを通過しないと面接にもたどり着けません。

学歴とは、旧帝大早慶、難関国立、そして時々まれにマーチや関関同立が入るくらいです。地方国立は、ほとんど相手にされません。

日本を代表する会社、総合商社、銀行、保険会社、シンクタンク、メーカー、日本銀行大手私鉄、百貨店等々。

40年前の私の就職の頃は、私の母校である横浜国大では、卒業生のほとんどが大手企業の総合職に就職できました。日本経済は、成長していましたし、新卒を受け入れる企業の容量も大きかったかもしれません。

横浜国大では、現在では、大手企業に就職できる人は、半数もいないような感じがします。

今の時代は、学歴フィルターは、より一層強まったと思います。さらに、学歴フィルターを通り抜けた先には、学歴とは、関係のない人間性重視という面接の関門が待ちかまえています。

厳しい時代になったと思います。

大分県の高校生は、ほとんど学歴フィルターのことは意識していないでしょう。だから、あれだけ、部活動にのめり込み、受験勉強にはあまり熱心ではないし、そして、就職に有利な、早慶への進学も消極的なのでしょう。

大手企業の下には、膨大な関連会社や下請けがありほとんどの人は、あまり疑問もなく、その中の会社群に就職していくのでしょう。

三菱商事の就職の状況をネットで検索してみれば、誰でもすぐ分かります。
どのような大学でないと相手にされないかとか、30代でも年収2000万円になることがあるとか、仕事の内容も世界を相手にしたスケールの大きいものであることが書いてあります。

三菱商事はほんの一例です。大手銀行、外資コンサルタント、等も華やかな世界です。

しかし、最初の関門の学歴フィルターを越さないと何もはじまりません。

東京の文教地区の人は、みんなこの事実を知っていから、小さいときから、子どもに中学受験のし烈な戦いをさせているのです。

しかし、何が人の本当の幸せか分かりません。

ただ、人生のの道選択肢で、学歴フィルターにより、大手企業の総合職が既に閉られていることを身近に感じる人が少ないのも、首都圏と地方の違いかもしれません。

上野丘高校でも早慶は、少ないですが、それは、就職のことをあまり視野に入れていないからでしょう。
私は、母校も横浜国大だし、決して私立学校派ではありません。

しかし、何とも言えぬ残念さがあります。

情報格差というのでしょうか?

完全個人指導塾OEC 下垣 明
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