中学1年の数学(正負の数、文字式、方程式)の理解の重要性

中学1年生に数学を教えながら、中1課程の重要性を保護者のみなさまに訴えたいです。小学校までの算数と中学1年の数学との違いは次の①~③通りです。①負の数の登場②文字式の登場③一次方程式の登場 あと比例や反比例、作図、立体図形等々がありますが、①から③の項目が圧倒的に重要です。①~③の内容が理解できなければ、中学2年以降高校課程の数学も含め、全く理解不能です。ですから、中学3年になって高校受験を意識して、受験勉強を始める場合、もしも中学1年の①~③が理解していない場合、もう一回中学1年に戻って勉強し直さないといけません。数学は積み重ねの学問であり、①~③は、家の土台にあたる部分です。ですから、この土台の部分が分からない人に中学2~3年の過程を教えても表面的な理解しかできず、入試問題を解くまでには、至りません。

 

ですから、高校入試を正面から考えている保護者の皆さんは、中学1年の数学をお子様が本当に理解しているか否かきちんと把握しないといけません。

 

小学校のときの算数では、3より7が大きい数です。しかし、マイナス3のほうマイナス7よりも大きくなります。又、文字式が入ってきたり、方程式のように、未知数を等式の中にいれて立式するという発想は小学生にはありません。具体的な数から抽象的な文字式への変換ですから、中学1年生にとっては、大きなパラダイムシフトを経験することになります。

 

子ども達にとっては、具体的な学びから抽象的な学びの第一歩が中学1年の数学です。私は、個々の子どもとの対話を通して、心の中まで深く理解させるように、全力投球しています。子ども達の心の中に数学の抽象思考が身に着くように種まきをしています。また、子どもの持ち味は、実に多様化していて、まさに、個人指導でなければ、個々の子どもにとって最適な数学の種まきはできません。

 

完全個人指導塾 OEC  下垣 明

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