中学一年の英語の激変について

中学英語の内容が今回の学習指導要領の改正を受けて激変しました。①単語数が1200~2400、に倍増、②仮定法等の一部の高校課程が中学課程へ移行③学校の授業は原則、英語で授業④小学校課程でBE動詞や一般動詞の疑問文、否定文の使い方等は十分に身についているとの前提で中学校の授業開始⑤書くこと、話すこと、聞くこと、読むことの4要素をバランスよく学習することに力点を置くといったことが、変更の骨子です。

 

しかし、唐突感が拭えません。小学校では、統一的に子どもに英語の基礎の授業が行われてきたわけではありません。バラバラです。現場の教室の混乱は、想像できます。子ども達は、先生は英語でしか話さないので、小学校から英語教室に行っている子どもに頼んで何を言っているか教えてもらっているようです。

 

この状態では、小学校時代に英語塾に通っていない多くの子どもは、英語が思いっきり嫌いになるでしょう。そして、従来の文法や英文解釈の手法を用いずに、ひたすら、英語漬けにして、読む、書く、聞く、話すの4要素を身につけさせようというの考えは、現状の子どの状況とは、かけ離れています。

 

英語の得意な子どもは、より一層、英語が好きになり、励むでしょう。その一方で、英語嫌いの大勢の子どもを産むでしょう。

 

私は、子どもの英語の理解の状況をお互いに、キャッチボールしながら、冷徹な事実として認識して、子どもが英語が理解できるように、「英文法」「英文解釈」をとことん教え込むつもりです。帰国子女でもない普通の子どもが英語を理解するには、「文法」「英文解釈」は必須です。学校ではほとんどしないのであれば、私の塾では徹底して行います。そして高校受験、さらには、大学受験でも子供たちが困らないようにしようと思います。中学校課程の参考書はあまり種類がありませんが、高校課程では文法や英文解釈では豊富な参考書があり、それらに準じながら、かみ砕いて、中学一年の塾の個人指導を展開していきます。英語も数学と同様に子どもの理解の多様性の幅が大きいので、子どもの持ち味にマッチした授業をしていきます。この英語もまさに、個人指導塾の真価が発揮できそうです。

 

完全個人指導塾 OEC 下垣 明

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