大分県立高校の推薦Ｂは、相当やばい制度と思います。部活の実績が主な入試の判定基準だそうですが、それは相当やばいと思います。
「入試の多様化」の一環なのかもしれませんが、少なくとも、普通科では、かなりまずいでしょう。
普通科で、上野丘高校を頂点に入学試験でみごとに学校別に序列化されます。出口をみると、入口の偏差値の違いがそのまま反映されています。
大分西高校は、入学偏差値は、高いのに、出口がやけに低いのは、推薦Ｂの比率が他校より高いからです。
普通科の推薦Ｂは、以下の点から、廃止すべきと思います。
１ 部活の実績で入学した生徒は、その生徒の本来の学力に見合わない高い学力の学校に運よく入学できても本人も教員も保護者もみんな不幸になるケースが多い。
２ 部活動の実績と高校での主要教科の学力とは、ほとんど相関性はない。
３ 公立学校の試験は、公正、公平であるのが、原則であるが、この原則が、推薦Ｂでは、全く担保されていない。
県の教育委員会は、推薦Ｂの合格者が高校での生活をどのようにおくっているか、さらには、その後の進路はどうなのか、追跡調査する必要が絶対あると思います。
完全個人指導塾 ＯＥＣ 下垣 明
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