私は、教員のとき、多くの授業観察をしました。小学校、中学校、高校の校種に拘わらず授業観察をしてきました。
静かな授業中、必ず寝ている生徒さんが相当数います。机にうつ伏して、寝息をたてている生徒はさすがに少ないです。
しかし、姿勢を良くして目を閉じている生徒や目は辛うじて開けているものの、身体の動きからして明らかに寝ている生徒も含め、生徒の授業中の生徒の眠り方も多様性があるようです。
私の塾は、完全個人指導ですが、授業中に眠る生徒もいます。生徒に居眠りする原因を聞いてみると、部活や体育の疲れをあげることが多いです。
しかし、部活をしている全ての生徒が眠るわけではありません。
部活等でどんなに疲れていても絶対に眠らない生徒もいます。生徒が眠るのは、部活や体育が原因ではなさそうです。
やはり、勉強に主体的に取り組む生徒、勉強すること自体に楽しさを感じている生徒は、まず寝ることはありません。
授業中に頻繁に眠る生徒は、本質的に勉強が合わないのでしょう。その生徒の嫌なものを強制されることに対する自己防衛かもしれません。
授業中に眠る生徒を単純に、精神論で叱ってもあまり意味がないかもしれません。
授業中に眠る生徒は、勉強が、生理的に、合わなくて自己防衛の手段かもしれません。
また逆に、わかりきっていることを授業で扱っていることに対する拒絶感かもしれません。
授業中に眠る生徒の現象から、生徒の本音、本質を捉えることが大切なことだと思います。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
大分市 松が丘 携帯 08067134143