中高生の部活動の功罪

主要科目の勉強が苦手な子どもにとって、部活動は、学校の居場所づくりという面で大変貴重だと思います。

 

勉強が苦手な子どもにとって、昼間の授業時間は苦痛以外の何者でもありません。

 

部活動は、子どもにとって、興味のある部活動を自らの意思で選択できます。

 

部活動の中で、子どもが、自己肯定感を高めることができれば、部活動の存在意義は、高いと思います。

 

しかし、現在の中高生の部活動の程度は、趣味の幅を大きく超えています。部活動がある日は子どもは、疲れ切って、家での勉強は、概して集中できません。

 

ほどほど勉強科できる子どもが部活動にのめり込んてしまって、勉強時間を喪失させると、高校になると、ほぼ間違いなく、勉強のできない子どもの仲間入りします。そして、部活動の成果を活用して、学校推薦等で、Fランク大学に進学して行くケースが相当数いるように思えます。

 

大学の就活では、学歴フィルターは、厳然と活きているために、大手企業や条件のいい会社への就職が難しくなります。

 

部活動は、勉強が苦手で向かないお子さん又は勉強は得意で、部活動をしても勉強の成果をあげられる自信のあるお子さんが頑張るといいかもしれません。

 

ほどほど勉強のできるお子さんは、部活動は、趣味と割り切り、中高時代は、勉強に重きをおき、就活時に、選択肢が多くなるように、人生に希望を見い出せるように中高時代をマネジメントするほうがいいのではないでしょうか?

 

完全個人指導塾  OEC    下垣  明

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