大当たりの教諭と大外れの教諭(学校の場合)

小学校は、担任制なので、担任の先生について、大当たりの先生になった場合は、児童や保護者にとって最高に幸せです。

 

大当たりの先生が担任の先生になってくれるか否かは、児童や保護者の努力ではありません。

純粋に運であり、縁の世界です。

 

小学校の先生は、学級運営(生活指導)と教科指導に別れます。

 

私は、校長として、数え切れないほど多くの授業観察をしました。

 

教科指導の素晴らしい先生は、学級運営も優れていることにきづきました。学級運営は、下手だけど、教科指導が優れている先生もいないし、教科指導が優れていて、学級運営が下手な先生もいません。

子どもと限りなく誠実に向き合い、情熱をもって子どもを育もうとする先生は、教科指導も学級運営も相互関連しながら成果をあげることができます。発達障害の子どもの対応や保護者対応も見事にこなします。

 

 

私の実経験の話です。学級崩壊をおこし、複数の児童ガ立ち歩きをして、騒がしくて授業がまるで成立したいないとあるクラスがありました。立ち歩きの児童には、発達障害の名称がしっかりつけられていました。

 

年度替わりにあたり、私は、担任の先生を力のある担任に変えました。

すると学級崩壊は、その日のうちに収まりました。発達障害の名称がつけられていた生徒も解消しました。学力も1年で見違えるほど伸びました。この先生の授業観察していると生徒とのコミュニケーションが見事に成立していることに気づきました。授業も常に生徒の反応を、見ながら柔軟に臨機応変に変えているのです。

いわゆる実践的な試行錯誤を繰り返していました。

 

教員は、全体の中で上位1割が、大当たり、下位1割が大外れ、残りが可もなく不可もなくといった感じでしょうか?

 

教員の特徴は専門性と裁量性であり、お当たりと大外れの先生の子どもへの効果の差が著しくでます。

 

これは昔からそうですが、運、縁としか捉えられないのです。何とかならないのでしょうか?

私は、大外れの生徒が助けを求めて来た場合、精神的なメンテも含めできる限りのことはしたいです。

 

完全個人指導塾  OEC      下垣  明

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