学校の授業(県立超進学校)だけで、国立大学に合格可能か?(一般入試)

進学校の先生の中には、学校の授業を完璧に身につけることで、国立大学の入試も突破できるとおっしゃる先生もいらっしゃるのではないかと想像します。

 

学校の課題も全ての科目を入れると日々大変な量です。できることならば、学校の課題並びに授業を完璧にすることで、国立大学の入試もクリアできると考えたいです。

 

飛び抜けて優秀な生徒さんであれば、大分大学のように共通テストが主であり、二次試験テストの難度も高くない地方国立であれば、可能かもしれません。しかし、現実は厳しく、たとえ、上野丘の生徒さんでもその数は限定的と思います。

 

共通テストの対策は、確かに学校でも行いますし、その基礎固めも学校の授業でするでしょう。

 

しかし、共通テストといえども、競争試験ですので、ライバルよりも相対的に優位に立たないといけません。そのために、生徒さんが、一人で頑張るアウトプット練習が大切になります。

 

過去問や類似の問題練習をやりこみ、弱点を見つけ出し補強していく作業を積み重ねていく必要があります。

 

記憶するにも普通の人は、一回聞いただけではなかなか、定着しません。忘れたという感覚を大切にして、何度も思い出すことで、次第に記憶が定着してきます。

 

そして、限られた時間に最大の効果をあげるためには、個々の受験生は、戦略を練る必要があります。あくまで、5教科の総合得点ですから、各教科毎の点数最大化の戦略、さらには、科目間を超えた戦略を練ることも必要です。

 

例えば、英語20点上げるのと同じ時間をかけると理科社会では、30点あがる場合等です。

 

さらに二次試験のウエイトが高い旧帝大等であれば、各大学毎に試験の内容、レベルや質は大きく異なります。

 

東大と九大は、レベル差が大きいのは、実際にやってみれば、痛いほどわかります。

九大の問題は、高度であっても、努力で乗り切れそうな問題が多いですが、東大は、試行錯誤の中から発見するセンスを問われている感じがします。

 

九大と九工大も科目数だけではなく根本的に別世界の感じがします。

 

旧帝大や難関国立は、学校の授業以外の参考書や演習書、あるいは、塾や予備校が必要と思います。

 

高校受験と異なり、大学受験は、全国区ですし、一般入試は、難関国立が主体ですので、学校の授業以外の学習は、かなり膨大な量になると思います。

 

東大は、5000時間、旧帝大は、4000時間なんて言われていたこともあります。

 

学校の授業で、本当に有益なことは、しっかりと取り組み、あまり役立たないと思うことは、要領よく切り捨てる要領の良さも大切と思います。

 

学校の授業は、画一的ですが、難関大学になれば、各大学の個性も強く、対処方法も異なります。

 

生徒のみなさんは、自分自身にとって最適な戦略を練って、淡々と実行していけば、いい結果を生むと思います。

 

完全個人指導塾 OEC     下垣  明

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