学校から、子どもたちには、「数学の新研究」が配布されて、練習する問題も計画的に行うように、指示されています。
基礎問題集の他に新研究が加わり、仮に、子どもたちが全力投球すれば、相応の時間が取られるようになります。
数学は、子どもにより得手不得手がはっきりと出てきます。不得意な子どもにとっては、新研究のBは、ひとりで取り組むには荷が重すぎるでしょう。逆に得意な子どもにとっては、物足りないでしょう。
子どもの理解度に応じて交通整理をしてあげるといいかと思います。学校の成績が「3」程度であれば、新研究は、ちょうど使い勝手がいいでしょう。しかし、B問題は、個々の生徒の状況に合わせて説明をしてあげると、学習へのモチベーションの高い生徒であれば、くっと学力が伸びるでしょう。
学校の成績が「4」の上位になると新研究だけでは、子どもの学力を十分にあげることはできません。「入試によく出る数学201」や「塾技100」等も併用するといいと思います。
大分県立入試問題の特徴は、正答率が10%以下の問題が数題でることです。そして、一題あたりの配点が、3点と高くなっています。
ですから潜在能力の高いお子さんが、「新研究」だけを深めても県立入試を7割以上得点するのは難しいでしょう。新研究は、大分県立入試問題の6割を確実に取るということを目ざすのであればいい教材と思います。
しかし、7割以上の得点を目ざすのであれば、「入試によく出る数学201」や「塾技100」等の問題集にチャレンジしていく必要があるでしょう。
特に上野丘高校、舞鶴高校、豊府高校を受験する場合は、7割以上は取りたいので、「新研究」に時間を取られ過ぎずに、他の参考書にも練習時間を振り向ける学習マネジメントが必要になるでしょう。
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