大分市内の県立高校(普通科)7校の不合格者の合計477人に達する

大分県立高校全日制の全体の募集人数は、5825人.に対して応募人数は、6135人でした。競争率は、1.05倍です。不合格者数は、310人でますが、県全体でみるとほぼ、バランスがとれていると思います。

 

しかし、大分市内の県立高校普通科7校の募集人数の合計は、1368人に対して応募人数の総計は、1845人でした。単純計算すると不合格者が477人出ることになります。上記の7校とは、上野丘高校、舞鶴高校、豊府高校、大分西高校、雄城台高校、大分鶴崎高校、大分南高校です。

 

県全体の不合格者、310人よりも多い人数が不合格になります。

 

県立高校の入試は、倍率は低いですが、第一志望であることが、ほとんどであり、落ちられない試験です。そのように考えると県全体の不合格者よりも167人も多くの不合格者を出してしまう現実は、厳しいと言わざるを得ません。

 

大分県は、大分市に県全体の人口の半分近くが集まっているので、構造的な問題かもしれません。大分市以外の地域では、募集人員に達さないと学校が相当数あります。

 

県立高校入試は、ひとりでも不合格者をへらすように今後とも行政は、各校の募集人員を調整をしていくことが、大切だと思います。

 

今年度は、舞鶴高校、大分西高校、豊府高校の倍率が、高くなっています。しっかりと現状をみすえたうえで、どうしても県立普通科に合格したいけれども不安の大きい人は、別府鶴見高校への願書の差し替えを検討してもいいかと思います。勿論、通学時間の問題も大きいので、簡単にはいかないと思います。しかし、年度により倍率が変わると同じ学校でも難度は、かなり変化することを考えないわけにはいきません。

 

大分市内では、強いて言えば、雄城台高校の倍率がやや低いので、願書の差し替えの候補と考えてもいいかもしれません。

 

その他、臼杵高校や竹田高校も通学時間を勘案しながら、願書の差し替えの候補と考えてもいいかもしれません。

 

県立高校の入試は、倍率は低くくとも落ちられない試験なのて、慎重に差し替えの制度を活用してもいいと思います。

 

特に倍率が出るか出ないて大きく難易度が変わりますので、工業高校は、学科ごとに倍率により大きく難易度が、異なるので細心の注意が必要です。

 

私自身、大学受験よりも、高校受験のはうが精神的にきつかったことを明瞭に覚えています。

 

行政は、県立高校の不合格者がひとりでも少なくなるように、各校の募集人員の調整並びに制度上の工夫を続けてほしいと思います。

 

完全個人指導塾  OEC     下垣  明

大分市松が丘  携帯08067134143