新高校一年生が、新高校生活が始まるとすぐに直面する厳しい現実と求められる人生の決断

3月10日は、大分県立高校の合格発表日です。

合格された生徒のみなさん、合格おめでとうございます。

 

いよいよ夢にみた新高校生活が始まります。

高校時代は、長い人生の中で楽しい時間であるとともに一生を方向づける大切な時代でもあります。

 

中学校と高校の学校の授業の大きな違いと人生に影響する進路の決断について、進学校である、上野丘、舞鶴、豊府、大分西、雄城台、鶴崎高校のみなさんを対象に書いてみます。

 

①授業のスピードが劇的に早くて高度

数学と英語が特にあてはまります。数学は高度であると同時にスピードが早いです。授業の始じめにわからないことがあるとその後の授業展開に際し、先生の話すことが全てが理解不能になる可能性があります。中学のときは、俄然、余裕だった学校の授業。塾で先取りしていたので、死ぬほど退屈だった学校の授業。それが信じられないくらい劇的に、大進化してしまいます。この大変化についていくことが、大切です。

 

②学校の課題や宿題の量が、殺人的。

大分県立高校の進学校では、主要教科の授業の課題や宿題が、殺人的な量が毎日襲ってきます。毎日、これと格闘することが求められます。

 

③将来の進路の早期決定。

1年の2学期には、理系か文系かの選択が求められます。2年の3学期には、国立文系、国立理系、私立文系、私立理系の選択が求められます。

 

④大学進学方法の早期選択

一般入試か学校型推薦入試か総合型推薦入試かを選択しないといけません。入試の方法により高校生活の重点の置き方が、大きく異なります。できれば、高校1年の1学期に決めることが、望ましいです。

 

⑤将来の職業の大筋を決定。

医師、弁護士、教員などの専門職の決定時期は、高校時代の大学の学部選択によるものがほとんどです。

メガバンク、総合商社、超一流会社の総合職、霞が関のキャリア官僚、外資、研究者等を狙う為には、やはり、高校時代から、志をもって難関大学に立ち向かわないといけません。

 

5点について、私の塾の対応策を記載します。

 

①の高校の授業の内容を確実に生徒に理解させるための補習の役割は、集団塾では、効率が悪く不向きです。10人生徒がいれば、10人とも難しいと感じる箇所が異なるので、一人ひとり、個別に学習をサポートする必要があります。そこで私は、痒いところに手が届くように、個人の学習サポートを徹底して行います。数学や物理が仮に不得意でも受験で必要な人は、個人指導こそがベストな方法です。

 

②は、全て平面的に捉えると、一日少なくとも3時間以上はかかるような分量です。しかし課題や宿題は、画一的なものです。生徒の理解力は、高校生ともなると幅があります。ですから最大の学習効果が得られるように私は、個々の生徒の理解の程度に合わせた課題や、宿題をウエイト付けします。生徒にとって本当に役にたつものは、しっかりとサポートする一方で、難しすぎる又は既に十分に理解済のものは、答を写すだけで、スルーするようにアドバイスします。このように、超大な課題や宿題は、生徒自身のニーズに合わせて、ウエイト付けして自己管理できるようにアドバイスします。

 

難関大学を目指すには、残念ながら、学校の勉強だけでは、難しいです。現実的には、志望校に合わせた個別の学習が必要であり、そのための時間を、上記の学校の宿題のウエイト付けによりつくり出す必要があります。どんなに名門校であっても学校の先生を過度に信じ過ぎることは危険です。「国公立大学の現役合格率の向上」等、学校には、学校特有の立場があります。全て生徒のことのみを考えているとは限りません。私は、そのあたりの状況も含め、生徒さんにとって最も良いと考える学習方法をアドバイスして実践します。

 

③④⑤については、適切なアドバイスを学校の先生から得るのが困難な場合も多々あります。なぜなら、学校の先生は、学校の外の世界、一般社会を知らないからです。そして時には、生徒の立場よりも学校の立場に立脚した指導をする先生も残念ながら散見されます。適切な指導や助言をするには、キャリア教育の視点と首都圏での長年大手企業にて働いてきた実体験が有効です。

 

私は、長年の大手銀行の管理職や大手機械メーカーの技術者の実体験を活かして、進路選択の最適なアドバイスをします。就職活動を見越した上での進路指導をします。

 

完全個人指導塾  OEC  下垣 明

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