2月1日の東明高校の数学の入試結果から大分県立高校入試の数学の得点力を正確に想定できるのでしょうか?
勿論、一定の相関関係は、あることは疑う余地はありません。しかし、問題の傾向が大きく異なる他、問題の難度の構成の割合が大きく異なるように思えます。
私の私感ですが、難易度を易、普通、やや難、
難の4段階に分けると、東明高校の入試問題は、普通50%、やや難50%に対し、大分県立高校は、易30%、普通30%、やや難25%、難15%となります。
東明高校の方が、計算問題や図形の問題にて、易の問題はなく、普通かやや難の問題がほとんどを占めていたとの印象があります。
大分県立高校のほうが、易しい問題から、正答率0.1%の難問までバラエティーに富んでいます。
塾で問題練習を積んた生徒にとっては、もしかしたら、大分県立高校の入試よりも東明高校の入試のほうが取り組みやすかったかもしれないと思いました。特に高学力層の生徒にとっては、東明高校には、難問が少ない分、その傾向が強かったと思えます。
一方で、数学が苦手の生徒には、大分県立高校の入試には、易の計算問題もあり、東明高校よりも得点しやすいと確信します。
東明高校の入試は、バランスのとれた数学の学力が反映されやすい良問と思いました。
大分県立高校の入試は、大学入試の共通テストを連想するようなやりづらさもある一方で、基礎学力をみる配慮も、感じられてよく考えられた入試問題と思いました。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
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