大分県立工業高校の学校推薦の就活ブランドの輝き

大分県立工業高校は、工業科目の専門高校です。機械、電氣、化学、建築のコースに分かれて、専門的な技術を学びます。

 

当校の学校生活は、高度な専門的な授業の他に部活動も充実しているようです。

 

当校は、大学進学よりもOBの活躍に裏づけられた素晴らしい学校推薦の就活ブランドの゙輝きに特徴があります。上場一部の大企業の正社員の募集対象校に大分県立工業高校はなっています。

 

例えば、日本製鉄住金大分工場やトヨタ本社や九州電力等等。

 

上場一部の大企業のメーカーは、工業高校からの採用は、「現業」位置づけになります。「設計職」は、多くは難関大学の卒業生が対象になります。

 

大企業のメーカーの「現業」は、雇用条件が安定しています。給料水準は、高い方ですが、明らかに高いと断定はできません。中小企業の中には、成長している企業は、大企業以上の給与を出すところもあります。

 

しかし、雇用条件の安定度は、中小企業は、大企業に及びません。福利厚生は、大企業のほうが遥かに優れています。

 

大企業の「現業」は、配下の下請け企業を統括する立場にあり、社会的な立場も高いです。

 

将来の転職する際に、中小企業から大企業はあり得ません。大企業から中小企業に転職することは難しくありません。大企業に務めた仕事のキャリアが重視されるからです。

 

しかし、当校の進路をみると、各種学校や私立大学に進学する生徒もかなりいます。大分県立工業高校の学校推薦による就活ブランドの素晴らしさを捨てて、進学するのは、大変もったいない気がします。大分大学等の国公立大学の場合は、進学する価値は十分あると思います。大分大学であれぱ、「現業」でなくて「設計職」につける可能性があるからです。

 

多くの私立大学、特に大都市のFランク大学の場合、就職の厳しさは、一口で表現できません。私は、かって、私立大学の就職課長をしていたので、このことは、骨身にしみています。

 

大分県立工業高校を目指す生徒は、学校推薦による就職こそが、最も有利な将来の道であることを認識してもいいかもしれません。

 

勿論、中小企業の中には、素晴らしい会社もたくさんあります。そこは、ケースバイケースではありますが。

 

しかし、大局的にみれば、大分県立工業高校の学校推薦の就活ブランド力は、私にはとても輝いてみえます。

 

完全個人指導塾 OEC     下垣 明

大分市松が丘  携帯08067134143