東明高校入試の平均点と大分県立高校入試の平均点との比較並びに考察

今年度の東明高校入試の平均点が、178点だそうです。300点満点ですから、平均点が6割弱になります。

 

東明高校の入試問題と大分県立高校の入試問題を比較すると、傾向の違いもありますが、東明高校の入試問題のほうが、難度は高いと思われます。しかし、大分県立高校の入試の平均点は、150〜160点あたりに着地することが多いです。

 

東明高校の入試平均点のほうが、何故、大分県立高校の入試問題よりも高くなるのか?その理由を考えてみました。

 

その理由は、以下の3点です。

①東明高校の受験者はほとんどが、大分市内の受験生であること。大分市外の受験生もいますが、少数派です。

大分県立高校入試の激しい競争は、大分市内の普通科の高校が主力です。

 

②東明高校の受験生は有力な大分県立高校の普通科の滑り止めとすることがほとんどです。

県立の専門高校を目指す受験生で東明高校を受験する受験生は、少数派です。

 

③東明高校の入試問題は、良く練られています。しかし、新傾向の問題やオリジナルな問題は少なく、難度は多少高くても、大分市内で塾に通う受験生には、意外と解きやすかったのかもしれません。

 

東明高校の今年度の平均点、178点は、大分県立高校の平均点と比較して、高いとの印象を受けますが、良く考えると納得できるものではないかと思いました。

 

完全個人指導塾 OEC    下垣 明

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