正答率を切り口にした大分県立高校入試対策

令和5年度の大分県立高校の数学入試問題の攻略を正答率を切り口に考察してみます。

令和5年度の数学の平均点は、29.6点(60点満点)でした。

 

 

各問の正答率は、1.2%から96.9%まで、レンジの幅が広いのが特徴です。計算問題や難易度の低い問題も、相当数ありますので、60%の得点を目標にする場合、正答率50%以上の問題に限定されるために、入試対策には、学校問題集の 基礎学習や新研究のみに限定しても十分可能と思われます。

大分市内の学校に限定すれば、雄城台、大分西、豊富、舞鶴、上野丘以外の学校を志望校とする場合、参考書や塾の分厚いテキストは、必要ないと思います。

 

しかし、正答率60%以上(36点以上)を目指す場合には、参考書や塾のテキストは、必須になるでしょう。

 

何故なら、大分県立高校の数学には、学校の授業で取り扱わない高度な問題が含まれていて、上位校への合格を、確実に勝ち取るには、参考書や塾の授業やテキストが必須になるでしょう。   

 

ところで、令和5年度の問の正答率の低い順に列挙してみましょう。

①1.2%  円柱と球の体積

②4.6%  1次関数の切片

③6.6%  相似三角形の相似比  

④10.1%  方程式の利用

⑤12.6%  三平方の定理

⑥22.4%  円柱と球の体積

⑦28.1%  相似な図形の性質 

⑧30.8%  2次関数の変域

 

しかし、大分県立高校の入試問題の正答率の低い分野は、例年、愚直なまでに、変わりません。

 

相似と円と三平方の定理のコラボ問題、

空間図形の問題、2次関数叉は1次関数と図形のコラボした問題です。新分野も少く、発想重視や創造的な問題はありません。

 

同じ難問でも私立の難関校とは、明らかに傾向は異なり、分野を焦点化して計算能力を高めれば、努力で、80%以上(48点以上)は確実に得点できるでしょう。

 

将来、難関大学を目指す場合には、少なくとも80%以上は、得点したいところです。

 

最後に、大分県立入試問題攻略に最適な参考書を記載します。

 

65%から80%を目指す場合

「入試によく出る数学  佐藤 茂     ニュートンプレス

80%から90%を目指す場合  

「数学の最強わざ、120       谷津剛一  かんき出版」

 

完全個人指導塾  OEC      下垣  明 

大分市松が丘  携帯08067134143