大学受験業界での非常識

全国国立大学の偏差値一覧をみるには、センターテストの得点が便利である。各大学毎の受験生の学力レベルが定量的に一覧して比較できるからである。

 

東京大学が何といっても他を圧巻している。年度によって問題が難しかろうが易しかろうが、あまり関係なく90%前後である。

 

九州大学は80%前後が多い。大分大学は50~60%程度である。見事に大学毎に序列化されている。

 

受験業界に限った世界の話であるが、東大に1人入れる方が九大に10人入れるよりも注目されるかもしれない。大分大学に10人いれるよりも九州大学に1人入れるほうが目立つかもしれない。

 

地方国立大学の現役率の高さを売りにする高校もあるが、果たしてどうなんだろうか?その場合、進学指導も安全サイドに流れて東大や九大に挑戦しようとする生徒の気概削ぐことにもならないだろうか?