大分(地方)では、東大にいく素養の持つ子どもがいても埋もれていく子どもが多いのはなぜ?

東京大学は、東京の地方大学ではありません。日本を代表する大学です。研究設備や学問をする環境はやはり概括的に言えば日本一でしょう。しかし、大分(地方)では、仮に東大に行く素養のある子どもも東大には関心もなく、そのままスルーしてしまうことが多いのではないでしょうか?東大の定員は3000人、大分県は約人口が113万人なので、人口比率から言えば、30人が進学してもよさそうです。しかし、年度にもよりますが、その半分程度になるのでしょう。他の地方と比較すれば、決して悪いほうではないのですが、私は、惜しいなといつも思います。

東大に進学するには、以下の主要な3つの条件が必要でしょう。

1 地頭のよさ(高い知能)

2 東大に進学することの意義(将来の職種の大きな可能性)を 

  認識して、モチベーションを高める環境が身近にあること

 

3 東大入試を突破する為のスキルを伝授してもらえる環境

 

 

大分(地方)では圧倒的に2及び3が不足しているのでしょう。やはり、東大受験に合格した体験者から直接学べる機会が豊富な首都圏は、圧倒的に恵まれています。そして、東大に進学することで、実際のところ就職がどのように変わるのかを子ども達が知る機会がほとんどありません。

しかし、そのような環境の中でも、例年、10人以上の生徒が東大に進学しています。この生徒は、恐らく、東京の中高一貫校の生徒と比較してもかなり優秀な生徒ではないかと思います。

前もかきましたが、企業の就職試験では地方公立高校出身者は、

凄く評価が高いのです。しかし、私個人は、あと半分の生徒にも何とか目覚めて、東大ではなくても九大でも、目指してほしいと思っています。旧帝国大を卒業することのメリットは私の実経験から直接、子ども達に伝えたいです。

 

OCE 個人指導塾  下垣 明

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