教育格差を埋めるハイブリッドな塾

首都圏と地方には、長年、教育格差が存在すると言われてきました。この教育格差とはなんでしょうか?

大分市の中学生や高校生と直にふれあい、私自身懸命に、日々、子どもたちの学力向上に目指してきました。

大分市の子どもたちは、教員や大人からの教育的指導や指示に概して従順です。学校からの宿題も多くあります。中学までの義務教育は、全国的にもほぼ、標準であり、まずまずです。しかし、地元の大分大学の入学偏差値は、他の地方国立と比較すると、最下位周辺にあります。一方で東大は、県内で20名ほど例年だしています。

県内のトップクラスの生徒は、問題なさそうです。

真のトップクラスの子どもは、本人や家族の努力よりも生来、遺伝的な要素である地頭の良さが、本質的な理由と言えそうです。

問題は、トップクラスの下に広がるいわゆるできるけれど抜群ではない学力層をいかに引き上げるかが、大切な課題なります。この層は、成績は上位であっても、主体的に生徒自身が、勉強しないと難関大学や国立大学を突破することはできません。九大等の旧帝大や国立医学部、早慶等の難関私立の合格者数が首都圏と比較すると、かなり劣ります。その理由は何でしょうか?

私の得た答えは以下の通りです。
1 苦労して難関大学にいく意義が子どもも周りの大人も理解できない。

2 両親や親戚等の身近な大人に難関大学の出身者がいない。

3 難関大学卒業生が、就職する、外資、大手企業の総合職、霞が関の官僚、法曹、学者等などの世界が、身近な大人や子ども自身にも知り得ない。想像もできない。

4 大人になって、自分の能力を100%以上出し切り、さらに自己実現していこうとする意欲をもつ子どもは、少ない。

5 中高通じて部活に時間を取られ、十分な学習時間を確保できない。「文武両道」等の言葉に惑わされる。



地方(大分)と首都圏の格差は、教育環境にあるものと思われます。キャリア教育が十分ではないので、難関大学に進学する本当のメリットが保護者も子どもも理解できていない。それは、経験していないから、根本的にわからないからかもしれません。


アグレッシブに挑戦して、たった一回の人生を思いっきり生きたいという気持ちは、子ども達には、あまりないかもしれません。

私は、科目の点数をあげるための具体的な方法の他に、難関大学を目指すことの本当の意味を子どもに伝え、子ども自身の勉学へのモチベーションを高めることを私自身の実経験を活かして、全力でやりたいです。これこそが、本塾のハイブリッドな塾力です。地方(大分市)と首都圏との教育格差を埋めることに微力ながら貢献したいです。

完全個人指導塾、OEC. 下垣 明
大分市松が丘    携帯 08067134143