「個別指導塾」vs「個人指導塾」

ほとんどの塾は、集団指導か個別指導の分類になっています。個別指導か個人指導かという比較分類はほとんどされていないように思われます。そもそも、個人指導塾が大分市に私の塾以外にはないような気もしますが。

 

私は、かって一年間、2人から3人の個別指導の講師を経験したことがあります。2人の個別指導のときにたまたま生徒のどちらかが休んで結果的に個人指導ができるときは、凄くやり易くて、密度の濃い満足のいく授業ができたとの強烈な印象があります。

 

仮に3人同時に学年もバラバラの子どもを教えるのは大変です。

生徒を教えるときは、生徒の理解に寄り添って、瞬時に様々な教える方法をデザインして、子どもに実践し、その反応をみながら、話し方や教え方を不断に改善したり、創意工夫していくことが教えることの醍醐味です。

 

しかし、同時に二人や三人をみると、どうしても個々の生徒とのやりとりで断続や空白が生じてしまいます。リズムよく子どもとの会話のキャッチボールや、教え方の改善や創意工夫が滞ってしまいます。又時間も、60分のうち、仮に3人であれば、20分です。完全に正確に20分にすることは不可能ですが、同じ謝礼を頂いているならば、できる限り、公平に機会均等を目指さないといけません。とにかく個別指導では、ひとりの子どもを集中して質の高い授業を創ることは、難しいです。

 

勿論、御月謝の面では個別指導が3人であれば、個人指導は3倍になります。しかし、私は、大分の子ども私のバンカーとして得た実経験上の知恵を子どもたちに学びのかたちで、少しでも引き継ぎたいという思いなので、もしかしたら、個別指導の御月謝よりも安価な可能性もあるかもしれません。

 

私の塾の「一対一」は、世代間の引継ぎ(学び)を行い、次の時代を創っていくのにささやかながら活かしてほしいという願いがあります。

 

OEC 完全個人指導塾  下垣 明

連絡先  080-6713-4143