「完全個人指導」しかできない指導(県立高校のケース 実践例1)

県立高校舞鶴、豊府、雄城台の普通科の場合、とにかく、学校からの課題が主要科目全てから多く出ます。ほとんどが答えも同時にくばられますので、形式面だけクリアするのであれば、答えをそのまま写せばよいのです。しかし、そのようなことをしても当然ながら基礎学力はつきません。

 

私の守備範囲は、英語、数学、化学、物理、現社、(面接練習、小論文)です。初めに授業を始める前に、生徒に優先順位をつくってもらいます。まずは、授業で理解できなかったことを付せん等をつけているので、そこをクリアします。そして次に、課題の中で、解答の理解がよくできないものを提示します。私は、その問題を生徒と一緒に解くプロセスを通して、どこで、生徒が行き詰ったかの理由を二人で共有します。そして、解決策もしっかりと確認し合って、生徒の記憶の引き出しに入れるようにさせます。

 

これらの作業は、数学、化学、等に膨大な時間がかかり、なかなか英語までたどり着けません。英語は、学校では、仮定法や分詞構文等の説明もほとんどないので、教科書を構造分析して理屈面からの理解も盤石なものにします。

 

学校の課題がなければ、英語であれば、伊藤和夫先生の「ビジョアル英文解釈」や数学であれば「一対一対応」等をしたいのですが、なかなかそこまでいけません。

 

しかし、学校の課題を深く理解すれば、相応の実力はつきます。逆に形式面だけでスルーすれば、学力はあっという間に地に落ちます。県立高校の普通科の生徒で、大分大学や県立看護科学大学等入学したい生徒は、学校の課題の完全理解で二年生までは十分な気がします。

 

三年生は、学校の課題の他に、入学共通テストの専用対策をして、「テク」をつけてもらえるようにする予定です。

 

県立高校の普通科の生徒さんの「完全個人指導」は。生徒自身がやる気さえあれば、かなりの効果を上げることができることが、実際に検証することができました。

 

もしも、もっと詳しい実態を聞きたい方は下記にご連絡下さい。

OEC 完全個人指導塾  下垣 明

連絡先  080-6713-4143