自称進学校に通う生徒の寄り添い方について

大分県の高校の普通科に通う生徒の多くが自称進学校に通っています。自称進学校の特徴は次の通りです。①課題や宿題が日々多い②強制的な補習が休日や課外の時間に開講される③進路指導は、地域を主体にした国公立大学重視、そして私立の軽視というか無視④模試の偏差値により機械的に志望校を強制決定⑤文武両道推奨⑥現役合格者率至上主義

これらの自称進学校に対して私は次のように生徒に寄り添い指導します。①日々の課題や宿題について、数学等答えだけの場合はプロセスも解説する。生徒の現状の学力や理解力に対して、有意義な問題と無意味な問題に分けてメリハリをつけて貴重な学習時間を有意義に使えるようにサポートする。②志望大学については、模試の偏差値だけではなくて、生徒の今後のキャリア面での希望を満たしているか否か又は経済的な面で大丈夫か等をしっかりと検討実施。学校の言いなりにならないように有用な調査を行う。③志望校の対策は、志望校の入試問題から逆算して最も効率的に対応てきるルート参考書や方略を明確化して指導する。④部活は推薦等で小論文や面接と関係する場合は活動方針などの相談にのる。一般入試の場合には、文武両道はほぼ無意味なことを伝える⑤私立は、早慶やマーチは、首都圏の大手企業に勤めることを希望する場合には有利であることを伝え、選択肢の一つにすることを提案する。⑥浪人しても将来のキャリア作成の為に難関大学であれば選択肢のひとつになり得ることを伝える⑦無意味な補習や課外授業はできる限り避ける勇気を持つことを伝える。

 

自称進学校は、首都圏の私立の中高一貫校との文化の違いかもしれません。首都圏は、学校が受験指導をしなくても有力な多彩な塾に溢れています。ですからダブルスクールが可能なのです。

 

しかし、たからと言って画一的な自称進学校の授業にすっかりと埋没してしまうと国立大学受験、難関私立大学受験は明らかに不利になります。そのあたり事情も踏まえて生徒本人の将来が最も明るくベストになるように寄り添いながら個人指導をしていきたいと思います。

 

完全個人指導塾   OEC  下垣 明

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