凡人が敢えて難関大学を目指そうとするモチベーション

私は東京生まれの東京育ちです。地元の中学校から国会議事堂の近くの都立高校へ入学しました。土曜日の午後等よく、大手町や霞が関界隈を散歩しました。三井物産の本社ビル、東京海上の本社ビル、日本興業銀行の本店、第一勧銀の本店等の建物をみながら、将来は必ず、大手町か霞が関の中央官庁で働きたいと強く願いました。だからこそ、高校生の当時、身体の底から、大学入試へのモチベーションが湧いてきました。

 

第一希望の大学は逃しましたが、幸い機械メーカ、銀行と転職したものの、ずっと大手町界隈で30年間働くことができました。

高校時代は部活動は一切せずに、受験勉強に明け暮れました。一浪して予備校へ通い、自分の力の限界まで受験勉強をやりつくしました。

 

大学入学後、高校時代の受験生活の反動から、音楽サークルを10年やり、今でもピアノを弾いています。山登りも大学時代から、今までやっています。珈琲や紅茶やケーキにも徹底的に食べ歩きをして、鍛えました。高校時代に部活をしていない分、大学時代にサークル活動を行い、それを生涯続けてきました。

 

私は、高校時代を受験勉強に全てをかけました。人の倍やって人並みの頭しかなかったからです。高校のクラスメートで高3まで部活動をして現役で東大法学部に合格した友人もいました。高校になると持ち味(能力)は、人それぞれです。私は、受験勉強に高校時代をかけなければ、エンジニアや銀行員にはなっていなかったでしょう。

 

高校時代、色々な選択肢があってもいいと思います。難関大学をめざして一切受験勉強以外しないのも選択肢のひとつ、又、逆に部活動にかけるのも選択肢のひとつと思います。

部活動をするか否かは、1人ひとりの将来への思いや状況によって異なってくるのでしょう。

 

凡庸な人でも日本の中心で、思い切ってグローバルな創造的な仕事をしたい人は、高校時代は受験勉強のみにかけるのも人生のひとつの選択肢と思います。

 

OEC 個人指導塾 下垣 明

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