子ども達の生きる時代は、グローバル化、成熟化、デジタル化が進み、再び階層社会になっていいくのではないでしょうか?日本は、相対的にアジアの中でもさらに優位性を失い、貧しくなり、それが中間層の消滅という形をとっていくのではないでしょうか?今でも大企業や公務員の「正社員、正職員」になれるか又は派遣社員、アルバイターになるかで、年収等も大きな違いが出てきます。
高校の志望校を決めるのは、ある意味、将来、生涯低収入の派遣社員、アルバイター、小企業の社員になるかそれとも裕福な暮らしのできる大企業の正社員又は弁護士や医者の専門職になるかを決めることになるのでしょう。
そのようなことを考えている中学生や高校生はまずいないでしょう。私自身は、シングルの家庭で育ち、半端ない危機感こそが、受験勉強へのモチベーションでした。今の時代は、情報格差、環境格差等は厳然とあるのに子ども達は、ほとんど気にしません。気がついたら、生涯低収入での生涯になってしまうかもしれません。
高校時代、非常に表面的な理由で文系理系を決め、そして私立か国立を決めているように思えてなりません。
私立文科系の就職戦線がどんなにか厳しいかほとんどの子どもが知りません。様々な現実をありのままの現実を伝えたくても、私の周りにいる僅かな数の子どもに伝えるだけです。それが残念です。
完全個人指導塾 OEC 下垣 明
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