上野丘高校と同じ偏差値の都立青山高校との比較分析

上野丘高校は、大分県で最高の進学校で、偏差値は71です。東京都立高校の中で、上野丘高校とほぼ同じ偏差値71の都立青山高校の進学実績を検討してみます。


1 超一流国公立大学はほぼ、30強で互角
東大、上野丘12.青山6. 京大、上野丘8 青山2 東工大 上野丘1青山10 一橋 青山14 阪大、上野丘15  

2 九州大学に進学する層が70人が、青山高校では       早稲田、慶応、上智に進学している。
   

3 上野丘では、ほとんどの生徒が国公立大に進学している。青山は、国立と私立は、ほぼ、半数。  

4 上野丘では、地元の大分大学に50名程度進学   している。これとほぼ、同じ数の人数が、青山では、明治、立教大、青山、中央、法政等に進学している。

5 上野丘では医学部志望が強く、28名 青山は9名。上野丘は、大分大医学部の地域枠が多いことも影響しているものと思われる。しかし優秀な生徒が集まって  
いることは明白である。

6 九州大学を除く 有力国立大学は、やや青山が有利か? 北大、東北、筑波、千葉、外大、横国



全体としてみて、上野丘高校は、完全に国公立大学
ほぼ特化。私立大学を目指す人は、稀ではないか?
私立大学は、国公立大学のあくまでも滑り止めではないだろうか?早慶もおそらく、滑り止めか推薦ではないか?

青山では、国公立大学は、有力大学以外はほとんど目指していない。半数は、早慶や明治、立教、中央等を第一希望とした私立大学を目指す。上野丘も青山もFランク大学に進学する人は、ほとんどいない。



偏差値は、両校71であるが、もしかしたら入学者の質は上野丘高校のほうが高いかもしれない。なぜなら、大分県には、私立中学入試が実質的に存在しない。
東京では、優秀な子供は、私立の中高一貫校にすでに流れている。

4人に1人くらいが、中学受験するので、高校受験には、既にトッブ層がほとんどいない。

しかし、大分県には、最高のトッブ層がそのまま残っている。そのことを考えるとやや、上野丘はまだまだ伸びる余地があるのであろう。

しかし、駿台、河合、Z会鉄緑会、SEG等の有力な予備校や塾がないのは、厳しい。

そして何より、一流大学にいくメリットを理解していない生徒が青山より多いかもしれない。受験勉強へのモチベーションは、青山のほうがもしかしたらやや高いか?青山は宿題もほとんど無いし、生徒の自主性にほとんど全てまかせられている。  

しかし、勉強量は、青山のほうがやや多いかもしれない。潜在的な能力は、おそらく、上野丘のほうが高いのではないだろうか?特に物凄くレベルの高い生徒も相当数いるのではないか?


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