この時期の上野丘高校か否かのギリギリの決断。

高校入試はいくつかある人生の岐路のひとつです。その中でも、私は、「上野丘高校」かそれ以外の高校の選択は、とても重いと思っています。

 

舞鶴高校か豊府高校の選択は、通学時間や校風等で決めればいいでしょう。

 

上野丘高校に合格する事は、公立高校入試の勝者となることです。ピアニストの友人から、コンクールでは、2番以下は、大差なくて、みんな敗者、1位のみが勝者、つまり「win」ということになるとの話を良く聞いていました。

 

公立高校の入試とピアニストの国際コンクールの勝者の基準をリンクさせて考えるのは、かなり違和感を持つ方も多いでしょう。

 

私は、上野丘高校の入試は、その先の九大、東大に繋がり、さらにその先にグローバルなビジネスや研究者等に繋がっていることを勘案するとピアニストの国際コンクールの勝者の基準と似ている面もあるかもしれないと思います。

 

上野丘高校をずっと目指してきても、この時期に内申点や今までの模試の成績も出揃い、それらをみて、急に怖くなったり、慎重になったりして、志望校見直しの誘惑が出てくるのが、今の時期です。

 

どのような場合に上野丘高校から舞鶴高校か豊府高校に変えた方が良いのでしょうか?

 

①数学の難しい問題に挑戦する意欲がわかない。

②今までの英語の模試がが80%以上得点できない。

③今までの5教科の模試の総得点で240点以上取ったことがない。

 

上記①〜③に2つ以上当てはまる場合は、志望を変えたほうが良いかもしれません。

 

技能教科等によって内申点が悪くて、当日入試で高い点数を取らないといけない場合は、特に悩むかもしれません。体育や技術家庭を評点3を取るとかなり響きます。

しかし、主要科目の英語と数学に自信があれば、上野丘高校をめざしても良いと思います。

 

判断基準として、東明高校で特奨を取ることです。内申点が悪くて当日の入試で250〜260点が必要な場合には、東明の特奨は、大切な足掛かりになり得ます。

 

東明の特奨であれば、難関大学を目指す場合、舞鶴や豊府に劣ることはないと考えられるからです。

 

東明の特奨を確実に押さえて、上野丘高校を目指せば、無心の気持ちで、入試当日、最高の力が、発揮できるかもしれません。

 

高校入試は、人生に一度だけです。上野丘高校の入試は、ある意味、人生をかける大勝負になります。私は、勝っても仮に負けてもこの経験は長い人生で、大切な実体験になり得ると考えています。

 

完全個人指導塾 OEC    下垣 明

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