数ⅠAの共通テストの模擬試験の見直し結果を素材にして練る戦略

共通テストの本番は、まだ2回しか行われていません。しかも、去年と一昨年の問題は、かなり難易度に違いがあります。

 

はたして、今年の問題は、去年の難易度が出るのか一昨年の難易度がでるのかは、たれにも分りません。

河合塾の共通テスト模擬試験を見る限り、河合塾では、一昨年の難易度を想定しているようにみえます。平均点が39点のケースです。

 

テスト時間は、70分と数ⅡBに比較して10分長くなります。その10分は、思考力、判断力、表現力をじっくり判定するための時間でしょうか?

 

河合塾の共通テスト模擬試験では、大問1及び大問2は、問題文の題意把握に時間がかかる、計算が複雑、情報整理が大変といったことはあるものの到底無理といった問題は、ありませんでした。

 

選択問題では、確率、整数、図形の大問から

2分野を選択することになります。どの問題も最初は、基本問題ですが、解き進めていくと次第に難度が高まり最後の問いは、どの分野も旧帝大の2次試験のレベルでした。与えられた時間、70分を考えると.どう考えても、全問正解は、無理でしょう。

九大の理系でも7割を超えれば、合格点ではないでしょうか?大分大学では、5割を目安にすればいいのではないでしょうか?

 

このような問題は、問題の難度に応じて、「全く解けないのでスルーする問題」「これからの4ヶ月で頑張って1点でも多くとれるように努力する問題」「既に現在の段階で十分に得点できる問題」に3種類に分類します。

 

どんなに頑張っても駄目な難問は、潔く諦めて時間を無駄にしないようにします。難問か否かを判断することは、大切ですが、手に負えない難問と分かれば、スパッと切り捨てます。

 

2次試験と異なり、難問も易しい問題も配点は、ほとんど変わりません。途中経過も評価の対象にはなりません。

 

ゲーム感覚で効率的に1点でも多く得点する戦略を考えます。これは、生徒さんの状況により一人ひとり異なります。

まさに「テク」です。

同じ実力の生徒さんであっても所謂、「テク」を使いこなすか否かでかなりの得点差が出るでしょう。

共通テストは、センター試験に比較して、公立出身の生徒さんよりも私立の中高一貫校の生徒さんのほつが、相性に合う問題のように思えました。

 

完全個人指導塾 OEC     下垣 明

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