東北6県の東大及び東北大合格者の激減

東北6県の東大合格者は、過去15年で95名から54名で45%減、又東北大合格者も過去15年で1085名から830名の24%減になったそうです。

どこの地域が増えたかと言えば、首都圏の私立中高一貫校だそうです。東北大を含む旧帝大7大学は、地元の高校からの合格者を減らして、首都圏からの合格者がこの15年で1.65倍になったそうです。

首都圏では、中学受験が加熱化して3人に1人が受験する他、大学受験では、中高一貫校の専門塾、鉄録会、広岡塾、SEG等が、目覚ましい成果を上げています。

難関大学を卒業することが如何に大企業への就活に有利であるかを首都圏の中流以上の家庭では身にしみて体験しているからこそ敎育熱は、一層加熱します。

 

一方で地方では、旧帝大等の難関大学に必死に受験勉強をして入るメリットを実感できない保護者や生徒が多数派なのではないでしょうか?

 

この3年、私は、上野丘高校の東大合格者数が、18名→9名→6名と激減していることを大分では、シリアスに捉えようとしている敎育関係者はそれほど多くないように感じます。

 

旧帝大の合格者が多少減っても地方では、それほど大きな関心はないのかもしれません。

 

一方で、首都圏と地方の意識の面での敎育格差は、憂慮すべきことですが、確実に広がっているように思えます。

 

完全個人指導塾  OEC     下垣 明

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