24年度東大合格者高校別ベスト10の順位

1  開成  149人

2   聖光  98人

3    灘   94人

4    西大和 71人

5     渋谷幕張 64人

6    桜蔭 63人

7   都立日比谷 60人

8    麻布  54人

9    海城 49人

10    栄光 47人

 

東大合格者高校別ベスト10の特徴は、例年と変わりません。特徴は以下の3点。

1     圧倒的に私立中高一貫校が独占する。

  都立日比谷1校のみが、公立高校である。

2     首都圏以外は、灘と西大和2校のみ。

  首都圏の高校が圧倒している。

3     私立の男子高校が、6校を占める。

  男性有利な態勢。

 

東大に確実に合格するためには、小学校1年から、サピックスのような進学塾に通い、5年、6年は、熾烈な中学受験戦争が繰り広げられるます。その勝者にならないといけません。

 

中学1年からは、鉄録会のような中高一貫校の専門塾に入り、6年間徹底的に鍛えられます。

鉄録会では、中学3年終了時には、高校過程がほぼ終了します。高校3年間は、東大入試や国立医学部合格目指して、中学受験以上の熾烈な戦いが繰り広げられます。

 

このような状況を考えるときに、地方公立高校の受験者は、仮に同じ潜在的能力の受験生であったならば、決定的に不利になるのは当然です。

 

地方と首都圏の教育格差は、あまりにも大きすぎて、気がつかないというか、意識にものぼらないというのが、現実でしょう。

 

私は、各都道府県に人口別に定員を決めてもいいと思います。大分県は、日本の人口の百分の一ですから、30人を東大合格者の枠を考えればいいと思います。

 

東京大学は、首都圏の地方大学ではありません。日本国の大学だから、国内の教育格差に左右されない入試制度が必要と思います。

 

完全個人指導塾 OEC     下垣 明

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